オレンジ君の彼女３

理想 ページ3

丸「なぁAちゃん、理想のデートってどんなん？」


A「デート？ん〜」


丸「もし、芸能界入ってなかったとしてどんなデートしたかった？」


A「そやなぁ･･･とりあえず、手繋いで公園散歩して、買いもん行って･･･あ、そん時も手繋いで、どっかでランチして、晩ご飯の食材買って手繋いで帰ってくる。なんや夢のないデートやな(笑)」


丸「手繋いでばっかりやん(笑)」


A「手繋ぎたいやん。恋人つなぎ！」


ギュッ


丸「手繋ぐんなら家でも繋げられんで。」


A「隆平くんの手大きいな。」


丸「Aちゃんの手ちっちゃいな。折れそうやわ。こうやっていつか堂々と外でデートできるとええな。」


A「できたらええなぁ。そん時はずっと手繋いでてな。」


丸「だから家ん中でも繋げられんで。今日は1日繋いでようや。」


A「隆平くんの手汗で大変なことなりそうやけどな(笑)」

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