オレンジ君の彼女３

キャバクラ ページ19

丸「ちょ、ちょっと〜阿部ちゃんここキャバクラやん！」


仲のいいスタッフさんが飲みに行こうって言うたから、てっきり居酒屋やと思ってたら･･･


キ ャ バ ク ラ


ｽﾀｯﾌ「丸ちゃんお願い！俺のお気に入りの子がいるんよ。付き合って〜な。」


大阪時代からお世話になってるスタッフさん。


まぁこれも付き合いか･･･


丸「長居はせんよ！俺、適当に帰るからな。悪いけど･･･」


ｽﾀｯﾌ「わかってるて。はじめだけいてくれたらいいから。」





「かんぱ〜い!!」


ナオ「丸ちゃんが来てくれるなんて嬉しい♡阿部さん、ほんとにテレビ関係のお仕事だったんですね。すご〜い！」


ｽﾀｯﾌ「え〜嘘やと思てたん？ホンマやって〜」ﾃﾞﾚﾃﾞﾚ


阿部ちゃんが気に入ってる子ってこの子か。


マキ「丸山さん、こういうとこ初めてですか？」


丸「え、あぁ〜初めてですね。」


マキ「そんなに固くならずに〜丸山さんって彼女とかいるんですか？あっ、ジャニーズの方にこんな質問ダメかぁ。」


ナオ「え？マキちゃん知らないの？同じメンバーのAちゃんだよ、丸山さんの彼女。」


マキ「え〜そうなんですか？な〜んだ彼女いるのかぁ〜丸山さんかっこいいから彼女に立候補しようと思ったのに〜」


ｽﾀｯﾌ「アカンよ。丸ちゃんはAちゃん一途やから。」


♪〜


丸「あ、電話。ちょっとごめん。」


トイレに向かい電話に出た。


電話はマネージャーからで、明日の迎えの時間を聞いて、話し終わって席に戻ろうとドアを開けたらさっきのマキちゃん。


丸「びっくりした〜」


マキ「彼女さんからですか？」


丸「いいや、マネージャー。」


マキ「彼女さんとはどんな感じですか？」


丸「どんな感じて、どういう事？(笑)」


マキ「私、入る隙ないですか？丸山さんの事、好きなんですけど〜」


チュッ


は？は？今･･･キスされた？


丸「ちょー！何するん！」


マキ「だって、好きなんだもん。」


丸「いやいや、ありえへんって！」


僕は急いで席に戻り


丸「阿部ちゃん悪いけど帰るわ！」


ｽﾀｯﾌ「え？来たばっかりでなんもまだ飲んでないやんか？なんかあったん？」


阿部ちゃんを残し店を出た。




ｽﾀｯﾌ「なんかあったんかな？」


マキ「私が丸山さんにキスしたら帰っちゃった。」


ｽﾀｯﾌ「えっ!!キスってアカンやろ！何してくれてるん･･･」

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