オレンジ君の彼女３

癒して ページ16

A「疲れた･･･隆平くん･･･癒して･･･」


丸「癒す･･･癒す･･･癒す？」


A「･･････」


丸「癒す･･･癒す･･･」


A「ほんな悩む(笑)」


丸「いやぁどうやんのかなって、癒すって･･･」


A「普通に頭なでなでとか、ハグとか、手握ってくれるとか･･･」


丸「そんなんでええの？そんなんいくらでもするわ！」


A「逆にどんなこと考えてたんよ(笑)」


丸「マッサージは素人やし揉み返しきたら明日しんどいやろなとか、執事歴30年の谷山さんで『おかえりなさいませ！お嬢様』とか･･･」


A「この短時間でそこまで考えてたん？(笑)ほんで歴30年の谷山さんておっさんやん(笑)」


丸「とりあえず･･･んんんゴホン･･･『お疲れ様ですお嬢様！』」ｷﾞｭｯ


丸「『今日もお仕事ご苦労様でした！』」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


丸「『お手を握ってマッサージ！』」ﾆｷﾞﾆｷﾞ


A「え〜!!歴30年のおっさんにされても〜」


丸「Aちゃん愛してんで！」


A「最後のだけで良かったわぁ･･･」

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