愛して、愛されて

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JKside



それからヌナはたくさんの人に感謝の言葉を述べている




メンバーは扉を叩いているが俺はもうそんな気力はなかった




でも



｢ジンさん、ユンギさん、ナムジュンさん、ホソクさん、ジミン、テヒョン、ジョングク...｣




ヌナがメンバーの名前を呼ぶと皆静かになる






｢大好きだったよ...｣




その瞬間皆一斉に静かになる




僕らを止めていたガードマンの手も緩くなる



放送が終わったかと思うとメンバー部屋に入っていく



でも俺は行かなかった



と言うより行けなかった






ヌナがメンバー達を払って部屋から出てくる





俺の横を通る




ヌナを引き止めようとしたが俺は動けなかった





なぜなら通り過ぎるときヌナが小声で"ありがとう"と言ったから




ほんとヌナって狡いよね




最後の最後まで...

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