Dark&Smile (ページ4)

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下着と部屋に置きっぱなしにしている部屋着を身につけて寝室へ行くと彼はベッドに横になったまま壁を向いてスマホを見ていた。

私が部屋に入った瞬間に明るかった画面は一気に暗くなってそのまま枕元に伏せて置かれた。

ベッドに入って彼の隣に横たわると短く唇が触れた。

そのまま着たばかりの部屋着と下着をあっという間に脱がされる。

彼も1枚しか着ていないTシャツを脱いで棚に置いてあるモノを手に取った。

買ったばかりのはずのそれは半分近くがなくなっている。

また胸の痛みを感じながら冷たいシーツを握りしめた。

いつのまにか装着を終えていた彼がゆっくりと私を求めてくる。

軋むベッドの音を聞きながら声を上げると彼は何度かキスを落としてくれる。

瑠姫「、好きだよ、」

いつか聞いた覚えがある。

行為中に言われる愛の言葉は信じてはいけないと。

本気で受け止めたらあとで辛くなってしまうと分かっていながらも言われるとやっぱりうれしい。

『私も、、好き、』

行為が終わる頃には窓の向こうは明るくなってきていた。

彼はいつも終わるとすぐに部屋を出て私が買ってきたマルボロをリビングで吸う。

私は学校の時間まで彼の部屋で眠るのがお決まりの流れだ。