村娘5 ページ7
両親は2人の騎士を家へと招き入れ、客室へと案内をした。
『(…安心感で完全に忘れてた)』
母親はお茶を出しに台所へと向かった。客室に着いた4人は騎士達、Aと父親で別れ、椅子に座る。
父親「それで…どうしてそのようなことになったのでしょうか？」
Br「それがですね____」
broooockはAの両親にさっきまで起こっていたことを全て話した。
父親「つまり助けて頂いたお礼として、Aが城で働くと…」
Kr「そういうことです。明日の朝10時にスマイルという紫色の目をした茶髪の騎士が来るので、よろしくお願いします」
父親「はぁ…」
父親は頭を抱え、どうするべきかと頭を悩ませる。そうしている間に母親がお茶と少しのお菓子を持ってきた。
母親「どうぞごゆっくり」
Kr「あ、わざわざありがとうございます」
その後も騎士達と父親は話し込む。城のこと、仕事内容、安全性など。しかしAは突然のこと中々頭が追いつかず、お茶を飲むことしか出来なかった。
すると、そんなAの様子に気づいたbroooockが気を利かせる。
Br「あの、少々Aさんと僕達だけでお話がしたいので少し席を外して貰えませんか？」
父親「…分かりました。では失礼致します」
父親はAの耳元で「くれぐれも無礼のないように」と呟いた後、客室から出ていった。
『(え、居なくなっちゃうの！？)』
Aは人間不信とかでは無いものの、村人以外と話したことがなく、しかも騎士というお偉い相手ということでいつも以上に緊張をしていた。
Br「緊張しなくて大丈夫だよ！僕達れっきとした騎士だから」
Kr「…ん？その騎士の肩書きのせいでこの子固まってるんじゃないの？」
Br「え、そうなの？」
『え…まあ……』
Br「なーんだ、てっきり僕達本物どうか怪しまれてるんかと思ってたw」
Kr「いや、いくら王都と縁の無い村でもこれを見れば騎士だって分かるだろ」
きりやんは胸に付けているバッチを指してそう答えた。
確かにそれは騎士の証であるバッチ。白馬が描かれている楕円形の金製品。それはろくに村外へ出ていないAでも知っているものであった。
Br「そっか！僕Aさん…あっAって呼んでいい？僕はbroooockでいいから」
『え！？いや私はその呼びで構いませんが、流石に騎士様を呼び捨てなんて…』
Br「えーじゃあさんでも君でもなんでもいいから騎士様じゃなくて名前で呼んで！」
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リリルル(プロフ) - うるふさん» 作者人間じゃない説は草。いい小説だなんて嬉しいです(*´ω`*)応援コメ嬉しかったから更新奮発しときますね(ちょろい) (2020年2月8日 19時) (
レス) id: 8f482cee5c (このIDを非表示/違反報告)
うるふ - なぬ？！何故こんなにいい小説ができるんだ……？！……は？！まさか…………貴様！！人間じゃないな？！（あ、ほんとすみません、こういうの一回やってみたかったんでs殴） (2020年2月8日 10時) (レス) id: b2f70beae4 (このIDを非表示/違反報告)
リリルル(プロフ) - 龍愛さん» 更新サボってました()コメントありがとうございます！ちょっと更新スピードあげますね。 (2019年11月23日 19時) (レス) id: 8f482cee5c (このIDを非表示/違反報告)
龍愛 - この続き待ってます！ (2019年11月23日 17時) (レス) id: 91cfc48d61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リリルル | 作成日時：2019年8月8日 7時
