【WT】恩人からの愛が重い【実況者】

メイド29 ページ31

『(あれ？この人どこかで…)』


Tつぐと呼ばれる男に既視感を覚えるA。KCは必死に反論をする。


KC「いやいやサボってないから！これからやるつもりだったから！」


Tつぐ「嘘つけ！てかお前の手口はもうわかってんだよ！」


KC「えー俺仕事やるのやだー」


Tつぐ「幹部が甘えるな！幹部がこんなじゃ部下が泣くぞ？」


KC「あっ、シャークんときんときに手伝ってもらえばいいんだ！良い案ありがとなTつぐ！」


Tつぐ「おう、よかったな！…ってちげーわwてんてんもどっか行ってるしでホント困るからやめてぇ？」


KC「戦闘課を俺らにしたTつぐが悪い」


Tつぐ「お前らのサボりを俺のせいにすんなw」


KC「てかサボりサボりって言ってるけど、俺らは提出期限ギリギリなだけでちゃんと出してるからな？」


Tつぐ「ギリギリな自覚はあったんだwじゃあまっちゃんとM君に頼るな？」


KC「……それとこれとは違うじゃん」


そんな感じでどんどんと話す2人。Aがどうすればいいか焦っていると、それに気づいたTつぐが声をかけてきた。


Tつぐ「いやーコイツ色々とうるさかったでしょ。ごめんね？」


『いえ大丈夫です。寧ろKC様は新人の私に色々教えて下さったのでとても感謝してます！』


Tつぐ「そう？意外といい事やるじゃんKC」


TつぐがKCの頭をわしゃわしゃと頭を撫でる。KCは「子供扱いすんな！」と不満そうな顔をしていた。


Tつぐ「あと話してたところ悪いけど、コイツ仕事あるから持ってくよ」


KC「えっ」


Tつぐ「じゃあね〜」


『はい、ありがとうございました』


KC「えー助けてAちゃん〜」


『お仕事頑張って下さい！』


KCはTつぐに引っ張られながら図書室から出ていった。

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