メイド27 ページ29
『(Nakamu様とシャークん様にはまだお会い…はしてるんだった。名前が一致してないだけで昨日見た騎士様の顔は覚えてる！…はず)』
Aは一致している4人を除いた2人の顔を思い浮かべながら名前を書き取りを始める。
『(KC様が団長はNakamu様と言っていたから使用人室で助けてくれたのはNakamu様かな？じゃあ黒髪で緑目をしていた騎士様はシャークん様だ！)』
どんどんと一致していく記憶が、まるでパズルゲームをやったかのようなスッキリ感を感じた。Aは思わず嬉しくなり、鼻歌を歌いながら名前の書き取りを進める。そう油断していると後ろから「なにやってんの？」と声をかけられた。
『！！！』
不意に来たため驚きを隠せないA。
Kr「驚きすぎでしょw」
Aのリアクションがツボに入ったのか笑い続けるきりやん。
『笑わないでください！えと、今はKC様に騎士団や階級について教えてもらっているところです』
Kr「うーんそうか。じゃあKCさんに教えて貰ってるなら、昨日言ってたのはまた今度にする？」
きりやんは1冊の分厚い本を持ちながらAに問いかけた。それに対し、Aは疑問を抱く。
『…その本にスマイル様の話が載っているのですか？』
Kr「え？ああこれはスマイルを知るにあたって必要だと思ったから持ってきたんだよ。…あっ、じゃあこの本貸すからこの国について知るために読んどいて。軽くでもいいから」
きりやんは「はい」とAに渡した。Aは両手で構えて本を受け取る。
『ありがとうございます』
Kr「どうも。じゃあまたね」
きりやんは図書館から出ていった。
『(国についての本かー…難しそう。それに分厚い……)』
軽く300ページを超えるぐらいの厚さの本に驚いていると、KCが戻って来た。
KC「ただいまーって、何その本？」
『きりやん様がこの国についての本を持ってきて下さいました』
KC「へー…まあ確かにこの国の制度色々あるし覚えてた方がいいね。でもまずはこっち！」
KCは3冊、きりやんが渡した本ぐらい分厚い本をドンっと机の上に置いた。
『えっこんなにあるんですか……』
KC「うん！まあ1部だけ覚えてれば充分だけどね。俺はぜんぶ覚えてるから簡単に教えてあげるよ」
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リリルル(プロフ) - うるふさん» 作者人間じゃない説は草。いい小説だなんて嬉しいです(*´ω`*)応援コメ嬉しかったから更新奮発しときますね(ちょろい) (2020年2月8日 19時) (
レス) id: 8f482cee5c (このIDを非表示/違反報告)
うるふ - なぬ？！何故こんなにいい小説ができるんだ……？！……は？！まさか…………貴様！！人間じゃないな？！（あ、ほんとすみません、こういうの一回やってみたかったんでs殴） (2020年2月8日 10時) (レス) id: b2f70beae4 (このIDを非表示/違反報告)
リリルル(プロフ) - 龍愛さん» 更新サボってました()コメントありがとうございます！ちょっと更新スピードあげますね。 (2019年11月23日 19時) (レス) id: 8f482cee5c (このIDを非表示/違反報告)
龍愛 - この続き待ってます！ (2019年11月23日 17時) (レス) id: 91cfc48d61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リリルル | 作成日時：2019年8月8日 7時
