メイド18 ページ20
Sm「ここが使用人室だ」
そう言いながらスマイルは扉を開ける。すると、その扉の向こうには沢山のメイドと執事と思われるような人達が居た。
恐る恐る部屋に入ると、客室と言いたいぐらい豪華な装飾が施されているとても綺麗な部屋であった。
2人に気がついた使用人達は皆こちらを向くと深々と頭を下げる。そして、代表であるような60歳程の執事が2人の元へと現れた。
執事「騎士であるスマイル様がわざわざ出向かれるなんて…本日はどのようなご要件でございましょうか」
Sm「ああ、今日から俺の専属メイドを雇うことになったから、そいつの世話を宜しく」
『こ、こんにちは…』
豪華な部屋と沢山の使用人達に注目されているAは、挨拶をするとすぐにスマイルの後ろへと引っ込んだ。
執事「この子がきりやん様が仰っていた…なるほど、承知致しました」
Sm「それじゃ、俺はこれから別の用があるからこれで」
Sm「くれぐれも粗相には気をつけろよ、A」
スマイルは振り向きざまにAの頭をポンポンとすると、使用人室から出ていってしまった。
『えっ……』
知り合いの居ない沢山の使用人達の所に置いてかれたAは呆然と立ち尽くす。すると、先程の執事がAに声をかけた。
執事「歓迎します、A・A様」
『あっあの…』
話出そうとするが緊張で声が詰まり、言葉が出ないA。
『(こういう時はまず挨拶……いやでも執事さんたちはもう知ってるみたいだし…んーどうすれば……)』
ガチガチに緊張しているAと、何も反応がなく困っている使用人達で沈黙が続く。そんな中を助けるかのようにドアがノックされ、ガチャリと開けられる。
ドアの方を向くと、昨日の騎士の中で一番偉いであろう人物がそこに居た。
騎士「あっAちゃんだよね？昨日ぶり〜」
その騎士はニコッと微笑むと、さっとAの前に立ち、使用人達と話し始めた。
騎士「この子が今回使用人の仲間入りをするAAちゃん。スマイルの専属メイドだけど初心者だから色々教えてあげてね」
騎士「出来ればメイドさんの方がいいと思うから…あっそこの君、この子の世話係宜しく頼める？」
メイド「承知致しました」
騎士「じゃあよろしくね」
その騎士は世話係を任命すると、「バイバイ」と去っていった。
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リリルル(プロフ) - うるふさん» 作者人間じゃない説は草。いい小説だなんて嬉しいです(*´ω`*)応援コメ嬉しかったから更新奮発しときますね(ちょろい) (2020年2月8日 19時) (
レス) id: 8f482cee5c (このIDを非表示/違反報告)
うるふ - なぬ？！何故こんなにいい小説ができるんだ……？！……は？！まさか…………貴様！！人間じゃないな？！（あ、ほんとすみません、こういうの一回やってみたかったんでs殴） (2020年2月8日 10時) (レス) id: b2f70beae4 (このIDを非表示/違反報告)
リリルル(プロフ) - 龍愛さん» 更新サボってました()コメントありがとうございます！ちょっと更新スピードあげますね。 (2019年11月23日 19時) (レス) id: 8f482cee5c (このIDを非表示/違反報告)
龍愛 - この続き待ってます！ (2019年11月23日 17時) (レス) id: 91cfc48d61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リリルル | 作成日時：2019年8月8日 7時
