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村娘16 ページ18

Sm「じゃあこれから契約書を書かないとだが…俺の部屋でいいか」


『契約書?』


Sm「まさか聞いてなかったのか?」


『そっ、そんなわけないじゃないですか〜!』


Aは咄嗟に嘘をついたが、目を泳がせていたためスマイルにはバレバレであった。


Sm「はぁ…まあいい、今からAに書いてもらうのは俺の元で働くための契約書だ」


スマイルは手に持っていた契約書を広げてAに見せた。その契約書は立派な紙で綺麗な文字が沢山書かれていた。


『なるほど…』


Sm「取り敢えず書くためと、覚えてもらうために俺の部屋へ向かう。ちゃんと覚えるんだぞ」


スマイルはそう言うと、自室へ向かうべく歩き始めた。Aも後ろからスマイルに着いていった。



ーーー



Sm「ここが俺の部屋。頻繁に来ることになるからよろしくな」


扉が開けられると、そこは本で溢れかえっていた。他には大きな机やベット等生活に必要な最低限のものしか置かれていず、スマイルが本好きという事が見るだけで分かるような部屋であった。


『村の図書館みたい…』


本をあまり読んだことないAは大量の本に驚き、頭に思っていた事が口に出た。


Sm「そんなにあるか?」


『…え、今私喋ってました?』


Sm「ああ、村の図書館みたいだってな。…まあ今は俺の部屋より契約書だ」


スマイルはAを中央にある机へと誘導し、しまっていた契約書を取り出して机の上へと置いた。


Sm「分からないことがあれば聞いてくれ」


机の脇に置いてあった羽の着いたペンをAに渡し、スマイルは本棚へと向かった。


『(読み書き最近してなかったな…大丈夫かな?)』


村では働く事が重要なので読み書きはあまり必要が無い。勿論勉強はするが使う場面は少ないため、Aのようになってしまう村人が殆どだ。

Aはわかる所をスラスラと書き進めていった。

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作品ジャンル:恋愛
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リリルル(プロフ) - うるふさん» 作者人間じゃない説は草。いい小説だなんて嬉しいです(*´ω`*)応援コメ嬉しかったから更新奮発しときますね(ちょろい) (2020年2月8日 19時) (レス) id: 8f482cee5c (このIDを非表示/違反報告)
うるふ - なぬ?!何故こんなにいい小説ができるんだ……?!……は?!まさか…………貴様!!人間じゃないな?!(あ、ほんとすみません、こういうの一回やってみたかったんでs殴) (2020年2月8日 10時) (レス) id: b2f70beae4 (このIDを非表示/違反報告)
リリルル(プロフ) - 龍愛さん» 更新サボってました()コメントありがとうございます!ちょっと更新スピードあげますね。 (2019年11月23日 19時) (レス) id: 8f482cee5c (このIDを非表示/違反報告)
龍愛 - この続き待ってます! (2019年11月23日 17時) (レス) id: 91cfc48d61 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リリルル | 作成日時:2019年8月8日 7時

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