村娘14 ページ16
城に入ると、そこは想像していたより遥かに広く、遥かに豪華な装飾をしていた。
??「あ、スマイルとAちゃん…だよね。もう来たんだ、思ってたより早いね」
そう声を掛けられたAは声の持ち主を見る。すると、それは昨日少しだけ見た事のある人物であった。
Kn「俺はきんとき。昨日君達を助けた時に俺の居たんだけど、覚えてる?」
『はい、勿論存じあげております』
昨日Aの縄を解いたのはスマイルであったが、他2人のことも見ていたため、Aはその事を覚えていた。
Kn「おっ、それは嬉しいな〜」
Sm「それで、何しに来たんだきんとき」
要件をさっさと聞きたそうにするスマイル。きんときは要件を話し始めた。
Kn「2人が来たらまず王の間へ行くように言えって幹部様からの伝言」
Sm「なるほど…ありがとな」
Kn「どういたしまして。それじゃあ俺はこれで」
「ばいばい」と手を振りながらきんときは帰っていった。
『…フレンドリーな方でしたね。ここの城の方々はそのような方が多いのですか?』
broooockやさっきの兵士が比較的そういうタイプだったため、そう質問をするA。
Sm「うーん、まあ確かに多いかもな。幹部様が比較的そういうタイプの影響だろう」
『幹部様…あの、良ければ何時でも構いませんので、色んな方の性格を教えて頂けませんか?』
Sm「…まあいいけど、どうしてだ?」
『少しでもメイドとして、色んな方と仲良くなってみたいと思いまして。ダメ…ですか?』
Aはスマイルの顔を覗き込み、お願いをする。
Sm「……分かった。じゃあ明日の夜、俺の部屋に来てくれ」
『!!…ありがとうございます!』
少し複雑そうな顔で答えるスマイルに、Aは満面の笑みを見せた。
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リリルル(プロフ) - うるふさん» 作者人間じゃない説は草。いい小説だなんて嬉しいです(*´ω`*)応援コメ嬉しかったから更新奮発しときますね(ちょろい) (2020年2月8日 19時) (レス) id: 8f482cee5c (このIDを非表示/違反報告)
うるふ - なぬ?!何故こんなにいい小説ができるんだ……?!……は?!まさか…………貴様!!人間じゃないな?!(あ、ほんとすみません、こういうの一回やってみたかったんでs殴) (2020年2月8日 10時) (レス) id: b2f70beae4 (このIDを非表示/違反報告)
リリルル(プロフ) - 龍愛さん» 更新サボってました()コメントありがとうございます!ちょっと更新スピードあげますね。 (2019年11月23日 19時) (レス) id: 8f482cee5c (このIDを非表示/違反報告)
龍愛 - この続き待ってます! (2019年11月23日 17時) (レス) id: 91cfc48d61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リリルル | 作成日時:2019年8月8日 7時