傍観者でいたかった【D.Gray-man】7

274.盛大なため息 ページ24

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アレンくんが落ち着くのを待っている間に
私はラビに念のため方舟から出る方法を簡単に伝えた




はっきり言って
全く本調子ではないから



またいつ体調崩して倒れるかわからないし




ラ「にしても
アレンがノアとはねぇ〜

思いもしなかったさ」



『子が親を選べないみたいにさ
アレンくんも望んでノアのメモリーを
引き継いだわけじゃないし

あんまりいじらないでね』




ラ「そこまで性根腐ってないさ！」





ラビや神田、クロウリーは
いつも通り



だけどリナリーは、、、



アレンくんなんて窓から外眺めて
現実逃避中だし、、、、






神「Aはモヤシがノアだって
最初から知ってたのか？」





『知ってたよ
でもアレンくんが適合者である以上
エクソシストだし

受け取る側の気持ち次第かなって』




ラ「Aって変なところで
適当だよな〜〜www」




『すっごい貶されてる気がするのは
私だけかな？』






確かにどうでもいいことに関しては
興味さえ示さないし


必要ないと思ったことは
すぐに忘れちゃうけど、、、



それが人間ってものでは？！





ラビは記録するのが仕事だから
忘れないんだろうけどね





にしても



一体いつになったら方舟から
出れるんだろう




江戸でみんなが待ってるのに
私たちがこんなのんびりしちゃっていいのかな、、、？




アレンくんの様子見に行く？



何かフォローみたいなの
入れた方が良いんだろうか




そう思ってソファーから立ち上がろうと
体に力を入れたけど



少し体を浮かしたところでやめて
座りなおした






ラ「、、、、何してるんさ？」




『何でもない』





あぁ〜、、、、私立てないわ、、、、




いや、立てる！！



立てるけど、立ったら最後
倒れてしまう




今少しお尻浮かしただけで
脳みそ揺れたよ？！




ぐあんって




『はぁぁぁぁ、、、、、、』





クロ「幸せが逃げるである」





幸せなんて
元々あるのかな、、、



私のって不幸の塊ではない？




むしろため息したら
不幸逃げていかないかな、、、






神「どうした」





『だから何でもないって』





仕方ない




方舟出るときには
また誰かにおんぶして貰おう









こりゃ〜教団帰ったら
私もうベッドから動けないかもな、、、









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