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267.特別な部屋 ページ17

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「「「「えぇーーーー、、、、」」」」






みんなおんなじ顔して
固まってる、、、、





私が叫んだらほどなくして
頭上からパタパタと音がして




私の頭の上にちょこんとティムが下りた






リ「ティムがいるってことは
やっぱりクロス元帥が、、、?」





『ティム
あの部屋に繋げて

方舟を止めるから』





ア「あの部屋、、、?」





ラ「最上階の扉から
外に出るんじゃ、、、?」





『まだやることがあるの』






私の言葉を理解してくれたようで
ティムは飛んでアレンくんに向かっていく





ア「えっ?!
どういうことですか?!」




『私たちもお願いティム』






クロス元帥からの命令じゃないのに
素直に言うことを聞いてくれるティム




クロス元帥に何か言われてたのかな、、、?




少し疑問に思いつつも
私たちはティムに繋げてもらって
あの部屋へ移動した









.









ついた先は白い部屋






『さっ!
アレンくんここ座って』




さっさとアレンくんを
ピアノの椅子に座らせる





ほかのみんなは
ただ茫然と立ったまま





ア「あの、、、僕生まれてこのかた
ピアノなんて一度も、、、」





『大丈夫だから!』




ア「なんで僕なんですかっ!
弾くだけならAでも、、、」




『これはアレンくんにしかできないことなの』





あーだこーだ言っていると
ティムが譜面台のところにちょこんと座り
口から読めない文字をスクリーンのように映し出した






ア「これは、、、、、」





『これが楽譜
これは私たちには読めない』





これはアレンくんとマナ


二人だけが読める文字




私たちには読めないし
その資格もない





騒いでいたアレンくんが
急に静かになった





そして楽譜に手を伸ばし
中央の紋章に触れようとする





ア「そんな、、、、この紋章、、、」





その手はそのまま文字の方へ移動して
確かめるように指を滑らせる




ア「ちがう


まさか、、、



ちがう、、、っ
この文字がどうしてここに、、、っ」





マナとの思い出の文字



受け入れたくないんだよね、、、



それでも今は
納得できなくても受け入れるしかないんだ





『弾いて、、、アレンくん』





動揺しながらも
鍵盤に手を置いたら
初めて触るとは思えないくらい




滑らかにアレンくんの指は動き出した









.

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ゆーな(プロフ) - あずささん» コメントありがとうございます!!過去編書いてて私もドキドキです←更新楽しくてめっちゃはかどりますwww今後ともよろしくお願いします!!!! (2020年3月4日 21時) (レス) id: 2cd9b938bd (このIDを非表示/違反報告)
あずさ - ついに主人公ちゃんの過去が…!!この先の展開が気になります!!ドキドキしながら、更新を楽しみに待っています!! (2020年3月4日 20時) (レス) id: dc5172fd12 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - プルさん» コメントありがとうございます!!実はゆーなも書いててすっごく楽しいんですwwwやっとだーーー!!って勢いで書いてます!!今後ともよろしくお願いします! (2020年3月4日 16時) (レス) id: 2cd9b938bd (このIDを非表示/違反報告)
プル - 何だかドキドキしてきました!更新頑張ってください!! (2020年3月4日 15時) (レス) id: 03f4b76c20 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - かるみにゃんさん» コメントありがとうございます!!最近さぼっててすみませんでした!!頑張って更新します!今後ともよろしくお願いします!! (2020年3月2日 22時) (レス) id: 2cd9b938bd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆーな | 作成日時:2020年2月25日 10時

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