傍観者でいたかった【D.Gray-man】7

265.ラビ帰還 ページ15

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ア「A？！
どうして止めるんですか！！」





『だってこれ以上戦ったら
確実にアレンくんどころか
みんなケガしちゃうから』






ア「大丈夫です！！
これは退魔の剣なので」





『わかってる

でもこれ以上はダメ』






せっかく強くなったのに
ここで止められるのは納得できない




その気持ちはもちろんわかるんだけど
ティキが暴走したら大変なんだよ




いや、私ならたぶん止められるけど




暴走したティキを見たくない







テ「手を出すな」




『イヤだ』







ロ「僕、アレンが強くなるの
黙ってみてたのにぃ〜」





『どうもありがとう』







何を言われても
これ以上の戦闘は無意味なのだ





ロ「いいも〜ん
ラビで遊ぶからぁ〜」





ラビかぁ、、、
どうしようかな、ラビ




このままの流れに任せてもいいんだけど
ロードはラビが最終的にどうするかって知ってるからな、、、




『イノセンス、、、発動』






リ「ちょっとA！！」



神「やめろ」





今言霊を解いてしまったら
きっと続きが始まってしまうから
同時に発動するしかない





ミラーゴッドを発動させて
ロードの能力を使う




できるかどうかわからないけど、、、





ラビに意識を集中させて
ラビの今見ている夢の中に
割り込んでみた





ロードが夢を見せながら
私たちと会話できるのってなんでだろうとか思っていたけど





ラビの夢を見ながらも
意識はこちらにしっかりある




不思議な感覚だ





＜ラビ＞




＜ロードはアレンくんに化けてるから
アレンくんを殺して＞





私がしゃべるとどうやら
夢の中の私が話しているみたいで
ラビがかなり驚いていた





ロ「なんで教えちゃうかなぁ〜」




『だって早くラビ助けないと
酷いことするでしょう？』




ロ「そぉだけど〜」





つまらなそうな顔をするロードだけど
次の瞬間胸から短剣が突き出た




そしてその後すぐに
ラビが目を覚ます





リ「ラビっ！！」




ラ「スゲッ！！
マジで戻ってこれたさ、、、」





ラビが戻ってきたのを確認して
私はミラーゴッドのイノセンスを解除する





ロ「あ〜ぁ、、、」





『これで、、、残りは、、、』





ずっと私の力で動けずにいる
ティキとアレンくんのみ




『このまま引いてくれない？』





早く方舟から出たいなぁ、、、









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