傍観者でいたかった【D.Gray-man】7

251.これからなのに ページ1

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ジャスデビとの戦いが終わって
私たちは町の中心にある塔を目指していた






『、、、、っ、、、、、』






寒い、、、





ジャスデビとの戦闘後から
急に寒くなりだして




神田の背中で揺られながら
身震いをした






神「A」




神田の声が聞こえるな



てゆーかみんな寒くない？
平気なの？！





『、、さむ、、、ぃぃ、、、、』




神「！！」





さっきまで揺れていたのに
ぴたりと止まった





塔についたのかな






リ「Aっ！」



リナリーの心配そうな声が聞こえる





どうしたの？
なんでそんな声で私の名前を呼ぶの？





私、今寒いし眠いし、、、


目開けてられない





ラ「これはちょっと
まずいかもしれないさ」






まずい？





何がまずいんだろう




もしかして私
ちょっとやばいのかな




目が開かないのって
体調悪いから？




でも止まったらだめだよ
動かなきゃ





時間は待ってくれないじゃん







『、、、、だぃ、、じょ、、ぶ、、、、』






ア「どう見たって大丈夫じゃありませんよ」





そんなに悪い感じ？
わからない






頭がボーっとしてる






眠いだけだよ
心配しなくても



時間がたてば治るって






『すす、まなきゃ、、、、で、、しょ』






リ「でも、、、っ」






ここで立ち止まってたって
外には出れないんだよ






ラ「いや、Aの言う通り
ここじゃ何もできない
早く外に出てじじぃに見せた方がいいさ」





そうそう
ラビ言いこと言うじゃん





ア「そうですね、急ぎましょう」





また、歩き出したみたいで
神田の背中が揺れる




だけどさっきよりも
揺れが優しい気がする





神田なりに
気を使ってるんだね





優しいな、、、神田は







これからティキやロードと
戦うっていうのに





私、なにやってるんだろう









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