209.9年前 ページ4
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リ「ってことで
つれてきちゃった」
私の部屋にリナリーが来た
と思ったら
後ろにアレンくんも居た
『、、、、、』
ってことでっていわれても
正直困る、、、、
ア「アレン・フォーカーです
初めまして、、、ですよね」
『佐倉井A、よろしく』
私は一応初めましてじゃないんだけど
アレンくんが覚えてるはずもないし
ア「あの、、、どこかで
お会いしたことありました?」
『、、、、覚えてるの?』
いやいや、そんなわけ、、、ないよね?
ア「いえ!全く!!」
『だろうね』
リ「A、、、とりあえず
中に入ってもいい?」
今私はドアから顔だけを出した状態で
話をしている
いきなり初日に新人入れたくない
私はちゃんとドアを開けて
外に出た
ア「僕のこと知ってるんですか?」
『知らない』
ア「え、でも今」
『知らない』
ア「じゃぁ師匠と仲がいいとか?」
『お酒とたばこと女癖悪いから嫌い』
ア「そう、、、ですか、、、、」
クロス元帥に好んで引っ付く
女の気が知れないというか、、、
あれがいいっていう女もいるんだろうけど
私からすれば只の女ったらし
『私が知ってるのは
貴方がサーカスに居たってことだけ』
ア「やっぱり
知ってるんじゃないですか!!」
『マナって名前のピエロに声かけられて
まだ白髪じゃなかったアレンくんに
怒られてた』
ア「マナを知ってるんですね」
嬉しそうな
懐かしむような表情をしたアレンくん
アレンくんにとってマナは
親代わりで大切な人
まさかそのマナが千年伯爵だと知らずに
慕っているんだ
『9年前だから覚えてないでしょ?』
ア「すみません、覚えてません」
リ「9年も前に会って
Aはよく覚えてたわね
それに9年前って言ったら
入団してすぐじゃない?」
『会ったのは入団前
アジア支部に向かってる途中』
ア「え?!Aって
9年もここに居るんですか?!」
『リナリーの方が入団したのは
早かったけどね』
アレンくんって純粋だから
ラビと話してるときみたいに
余計な事考えなくて済むから楽だな
表情コロコロ変わってかわいいし
『今エクソシスト少ないから
任務出ること多いと思うけど頑張って』
ア「はい!
ありがとうございます」
本当、、、あの時会った生意気な子供とは
思えないくらい笑顔がまぶしいよ
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作者名:ゆーな | 作成日時:2020年2月20日 15時