235.再会 ページ30
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予想していた通り
到着したら
すでに神田とマリが戦っていた
ラ「どーして2人が、、、」
『やっぱり向こうの方が早かったか、、、』
にしても神田本当に強くなったな、、、
どんどんAKUMAを破壊していく神田
転生前より
はるかに強くなってる
テ「ま〜た増えた」
私たちに気づいたのか
にやっと笑ったティキに
みんな苦笑いする
テ「お?
そこにいるのは前に会った女!」
それって私のことだろうか、、、
ティキの顔を見た途端
緊張で動けない私
どれだけ時間がたっても
いまだに私はティキを見ると
緊張してしまうのか
『、、、どーも、、、、』
ラ「あの男は
ティムの記録にあった、、、」
いくらアレンくんが生きてるって言っても
苦しめたのは本当だから
みんなが殺気立って
今にも飛び出しそうだ
『ダメ、戦わないで』
ラ「なんで止めるんさ!!」
『勝てないからだよ』
勝てない
臨界点を突破したアレンくんでさえ
転生前に倒すことができなかった相手
ラビではどうやったって歯が立たない
リ「でも戦わないと、、、っ」
『落ち着いて』
感情的になったって
勝ち目なんかないんだから
『もうすぐアレンくんが来る
それまで待って』
勝てなくても
ラビたちが戦うより
アレンくんが戦った方が
ケガが少なくて済む
無駄に体力を削ったって
仕方がない
『、、、、発動』
リ「A?!」
『足止めをするだけだから』
私にはティキを殺せない
いや、実力的には殺すことは可能だけど
私には、、、、無理だ
《停止》
テ「またその技?
なにそれ、それもイノセンス?」
動けなくしたのに
口は滑らかに動くな
まぁいいんだけど
『ずいぶん余裕ね』
テ「だってあんたからは
殺気が全く感じられねぇし
何?恨みとか怒りねぇの?」
恨み
怒り
そんなものない
だってティキがアレンくんのイノセンスを
壊してくれたから
アレンくんは進化することができた
でも、、、、そうだね
唯一許せないのは
仲間をたくさん殺されたことかな、、、
『私があなたを恨むなんてことはない』
テ「ふ〜ん、、、」
私が嫌なこと
それは
いまだにティキを忘れられない
自分自身だ
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作者名:ゆーな | 作成日時:2020年2月20日 15時