229.知りたい ページ24
ラビside
ソファーに横になったまま
Aは寝た
最近よく寝るとは思ってたけど
やっぱりガタが来てたってことか
リ「私、寄生型のイノセンスの適合者が
短命だなんて知らなかった、、、」
Aよりも先に
教団に入団していたリナリーでさえ知らないこと
Aはどうして知ってるんさ
ミランダ「Aちゃんって
まだ若いわよね
それであと半年なんて、、、」
クロウリー「酷いである」
クロちゃんはイノセンスに寄生されたのが
遅かったからまだまだ大丈夫なんだろうけど
アレンはどうなんさ?
アルマ「いつから知ってたんだろう」
ラ「俺が入団したころには
知ってたさ
Aに何を隠してるのかって聞いたとき
自分が死ぬまでには話すって言ってたし
生きていれば江戸から帰った後に話すって
堂々と言ってたから
もしダメそうだったら
じじぃに話すとも言ってたさ」
あの時は
ブックマンなら秘密を守るからとか
Aは言ってたけど
今になってわかるのは
これから江戸に行けば
教団に連絡を取ることはまずできない
もし戦闘中にAが危ない状態になった時
話を伝えられるのはここにいるメンバーだけ
そうなればじじぃが
一番の適任さ
一言一句間違えずに
覚えるだろうし
ラ「今思えば
Aのやってることって
俺らからすれば無鉄砲なんだけど
Aにとっては
ちゃんと意味のある事なんさ」
リ「そう、、、だね、、、、
Aはそうなんだよね、、、、」
スゥスゥと眠るAをリナリー葉覗きながら
涙を浮かべていた
リ「Aのこと、わかってるつもりだったのに、、、
私、Aを叩いちゃった、、、、」
あれはいい音したさ〜、、、
すんげぇ〜痛そうだったけど
ブック「A嬢が何を隠しておるのか
気になるのぅ、、、、」
俺なんてもう2年もわからずに
もやもやしてるっての
早く知りたいと思う一方
それを話す時は
Aがもうもたない時だとわかってるから
複雑さ、、、、
.
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作者名:ゆーな | 作成日時:2020年2月20日 15時