傍観者でいたかった【D.Gray-man】6 (ページ14)

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219.暴露ページ14

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今までなら言わない

言ったら怪しまれるし

でも今回は私のミスだ

すっかり忘れていた

まだ事は起こっていないはずだ

だったら今からでも対策を立てれば
何とかなるかもしれない

ブック「ラビ、お主何か知っているのか？」

ラ「２年前、俺があんまりにもAの周りをうろつくもんだから
Aが俺に情報をくれたんさ

２年後、クロス元帥の弟子が入団してくるって」

ア「え！僕ですか？」

ラ「俺も半信半疑だったんだけど
言われてた通りアレン入団するし」

ア「何で、知ってたんですか？？」

『秘密』

今言ったって
きっと信じない

まぁ、どのタイミングで言ったって
信じないんだろうけど

それに、私がアルマを救った時点で
レベル4出現以降の未来は
全くわからなくなったと言ってもいい

『今はまだ話せない

信じてもらえないってのもあるけど
アレンくんにとっては
居心地の悪くなる話だから』

ア「、、、、すっごく
気になるんですが、、、」

だろうね、、、
私でも気になる

でも今はそんな事を
心配してる場合じゃない

『次の駅に着いたら
教団に連絡を取って欲しい

絶対に単独行動をしないようにって

で、もしノアに遭遇したら
戦わずに逃げろって

今、元帥以外のエクソシストに
ノアを倒せる力はないから』

元帥でもかなうかどうか
怪しいもんだけど

リ「信じられないけど、、、
Aがそんな嘘つくとは思えないし
駅に着いたら連絡を取ってみるわ」

信じてもらえなくても
頭の隅に置いておくだけでも
かなり戦況は変わるはずだ

ブック「いずれ
詳しく話を聞かせてもらうぞ」

『時が来たら
お話しします』

私に向けられる視線が痛い

私が忘れてさえいなければ
今こんな事にはなってなかった

これは罰だな、、、

アルマ「もしかして
Aが昔、俺たちを気にかけてたのも
先がわかってたから？」

『まぁ、、、そういう事かな』

アルマは本当ならここに
居なかったはずって知ったら

一体どんな顔をするんだろう

それに

AKUMAになった私を
破壊したのが神田だって知ったら

神田はどんな、、、

話すの、怖いなぁ～、、、

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