傍観者でいたかった【D.Gray-man】6 (ページ11)

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216.ようこそページ11

アレンside

皆さんが歓迎会を
開催してくれた

僕はそういうことに経験がなかったので
すごくうれしいです

リ「料理も遠慮なく食べて
アレンくんのためにジェリーが作ったのよ」

ア「はい！ありがとうございます！！」

最初に出会ったのがクロス元帥だったから
教団はどんな人たちがいるんだろうって

入団するまではとても不安だった

でもここはみんなとてもやさしくて
温かくて

ここに入団出来てよかったです

『、、、、、、、、ねむい、、、、、』

みなさんと色々話をしていると
背中に誰かぶつかってきて

声でAだということは
すぐにわかった

ア「A、、、、？
どう、しました、、、？」

振り返ってみると
目がすわってる

『あれぇ～～アレンくんが2人、、、３人、、、、？』

ア「えぇ！？」

リ「ちょっとA！
まさか間違えてお酒飲んじゃった？」

『おさけ、、、？
ん～～、、、あの美味しいジュースはおさけ？

ふふwww、、、リナリー怒っちゃダ～～メ』

ア「出来上がってますね、、、」

リ「Aってお酒弱かったのね」

普段キリッとしていて
あまり笑わないAが

ふにゃりと笑って
リナリーに抱き着いた

リナリーも普段Aからハグなんて
されることがないのかどこかうれしそう

アルマ「ふたりともごめん！！
俺間違えてお酒飲ませちゃったみたい」

遅れてやってきたアルマが
申し訳なさそうに謝る

リ「暴れてるわけでもないから
大丈夫よ」

あ～リナリーうれしそう

じゃれてくるAをよしよしするリナリー

『リナリーつめたくてきもちいぃ～』

ア「Aってこんな風に
笑えるんですね」

リ「小さな子供みたいwww」

一時の間リナリーにじゃれついて
いきなりバッ体を離した

師匠と一緒に旅をしていたから
酔った相手は何人も見てきた

なので驚きはしないけど

ア「次はこう来ましたか」

ボロボロと泣き始めたAに
僕以外のふたりは驚く

リ「え？！
急にどうしたの？」

アルマ「どこか痛い？！」

ア「笑い上戸の次は泣き上戸、、、」

あわあわするふたりなどお構いなしで
Aは泣き続け

それに気づいた周りの人たちも
物珍しそうに集まってきた

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