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207.ラビの視線 ページ2

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リ「アレンくん迎えに行くんだけど
Aも来る?」




帰ろうとしていた私に
リナリーが声をかけてきた




『私は遠慮しとく
教団内の説明はリナリーが居れば十分でしょ?』




リ「でも、アレンくんとは
知り合いなんでしょう?」




『知り合いじゃないよ』




リ「え?、、、そうなの?
最初からわかってるみたいだったから
てっきり任務先でアレンくんに会ったんだと
思ったんだけど、、、」




『初対面
だからわざわざ挨拶する必要もないかな』





じゃぁ、と私は科学班を
後にした





今会わなくたって
どうせいずれ会うことになるだろうし



只でさえ緊張しているはずなのに
余計に困惑するようなことさせたくない




今だけだ



アレンくんがゆっくりしていられるのは





ノアが戦いに介入すれば
アレンくんには悲劇の連続になる



それはみんなにも言えることだけど





部屋に戻ろうと歩いていると
私の部屋の前で立ってるラビの姿を見つけた





『どうしたんですか?』




ラ「Aの言ってたクロス元帥の弟子って
さっきの奴のことさ?」





そう言えば2年前に
そんな話をしていたな




『そうですよ』




ラ「クロス元帥に聞いたのか?」





『私がそんな教団でさえ把握してなかった事
教えてくれてると思います?』








ラ「じゃぁなんで知ってる?
お前、何者さ」






質問攻めしてくるラビが鬱陶しくて
つい言ってしまった事だぅたんだけど



しくじったな




こうなることくらい
私にだってわかったははずなのに




『私はエクソシストです
まぁ、、、ただのエクソシストでは
ないかもしれませんけど』




ラ「敵か?」




『味方です』





ラ「証拠は?」




『咎落ちになってないのが
証拠なんじゃないでしょうか』






証拠なんてそんなもの
あるわけがない





あったら見つかると嫌だから
燃やすか捨てるかするだろうけど





ラ「咎落ち、、、、?」





え?!
ラビってブックマンの後継者なのに
咎落ち知らなかったの?!




予想外だった





『ブックマンに聞けば
教えてくれると思いますよ?』






ラ「、、、、ぜってぇ
Aの正体を暴いてやるさ」





『無理だと思いますけど
頑張ってください』




暴くって言ったって
証拠と言えるものは
私の記憶くらいだ



未来を調べようがないし
転生前の事なんて無理だ




睨んでくるラビに一礼して
私は自室に入った









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作者名:ゆーな | 作成日時:2020年2月20日 15時

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