25時、マリオネットは踊りだす【2j3j】【prsk】

+遭遇 ページ27

Aside



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『………ここは、、？』





目を開けると、真っ白で、鉄骨...？のようなものが所々にある景色が広がっていた。

...逆に言ってしまえばそれ以外は何も無い。



……名前をつけるなら、”何もないセカイ”ってとこだろうか。



...ここは、夢の中だろう。なら、じきにこのセカイからも抜け出せる...はずだけど、



何故か、此処はとても落ち着く。

まるで、、前も来たことのある気がして...。






＿＿コツ＿コツ




足音が後ろから聞こえる。

振り返ると、、誰かが歩いてきた。



………その”彼女”には見覚えがあった。


だって、その”彼女”っていうのは...




『......私、、？』




”朝比奈 A”だったのだから。




A？「…………」


『……ねぇ、アナタは...？』



A？「.....私は、、朝比奈 まふゆ。」

『…まふ、ゆ？』




知らない名前だった。
……知りたくない名前だった。




まふゆ「....ねぇ、そっちの私はどう？...楽しい？」

『…わからない。』

まふゆ「そっか。...だよね。わからないよね。」

『…ねぇ、まふゆ。』

まふゆ「何？」

『まふゆは........誰、なの？』



まふゆ「……私は........本物の、貴女だよ。」

『！』



まふゆ「…でも、、私は貴女が幸せになれるならそれでいいと思ってる」

『え...』

まふゆ「……私みたく、ならないでね。」



そう言って、まふゆは私の事を抱きしめた。



視界が狭くなっていく。

...夢が、醒めてしまうのだろうか




『待って、私、まだ...


まふゆ「.......いってらっしゃい。」





＿＿
＿＿＿



『っ......はぁ、はぁ...。』


目が覚めた。

………夢を、見ていた気がするが、、思い出せない


どうやら、昨日の私は音楽を聴いて寝落ちしてしまったようだ。



その曲は、、、



『untitled...。無題...？』



知らない曲だった。
でも...何故か、すごく心に残っていた。




『......学校の準備、しなきゃ。』



変な気持ちを吹っ切るように、伸びをして支度を始めた。




....立った時に落ちたとある四人の写真に気づかないまま

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