25時、マリオネットは踊りだす【2j3j】【prsk】

+・ ページ11

Aside




友1「じゃ、Aばいばーい！！」

友2「勉強がんばれよー」


『うん。ばいばい。』




放課後。友人たちと別れを告げて、教科書とノートを広げる。

最近作業の時間の方が多くて、こういう場所じゃないと集中して勉強できないんだよね。




『.....あ、、明日か。お父さんが来るの。』




質問したいことまとめといてって言われたけど...特に、ないんだよなぁ。

…だって、、、、




『………私が、言わなくても教えて(あやつって)くれるんだから。』





＿＿Aは将来立派な医者になるな！




＿＿そうなったら、Aに診てもらえるわね。






『…』



...どうして、私なんかにそんな期待するの？



『………わからないよ。』




私が一人娘だから？




＿＿お母さんね＿＿＿＿




…他の子達よりもちょっと出来がいいから？





＿＿＿＿＿＿＿怖くなっちゃったの





……私が、、、





＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿Aが悪い子になっちゃったんじゃないかって





『………操りやすい、から？』





知ってたことなのに、、怖い。



......改めて、解ってしまった。…それが、こんなにも……こわい、ことなんて、



っ......こわいよ、、




『……かえろ...。』




今の時間帯なら、、お母さんは家にいない。


………早めに、寝ちゃおうかな。





＿＿＿＿
＿＿＿



『っ........あたまいたい、、』


教室を出る時から、ずっと頭が痛い。

もしかしたら、日ごろの疲れが出てきているのかもしれない。


......最悪のタイミングじゃん...。



それに、若干眩暈も...。


‥…あ、、そういえば、私は昔っから体調を崩しやすくて......お母さんがよく看病してくれたっけ


.........それよりも、もっと、印象にのこってた、、、、ことが、あったような......





思い出すよりに先に、黒い何かが自分の体を押さえつけるような感覚がきた。


……私、倒れたのかな？...はぁ、、手遅れだったのか。



どうしよ...。目も開けられないし。




誰か、、





？？「っ...Aちゃん！！」




………だれ、、？



.........まぁ、いいか。



『たす、け、て、、』




さいごに聞こえたのは、あの人が必死に私を呼ぶ声だった。

+過去→←+フラッシュバック

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す