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31話目 ページ31

チーノ様の部屋はだいぶお昼近くに終えて、丁度お腹が空いた頃だ。


昼食の担当は、なんとミィさんだ。料理教室で学んだ成果を楽しみながら、食堂に向かうとすると…。


J「………アンタ。」

my「……こんにちは、ジェーンさん。」


少し間があったが、彼女は耳打ちでこう告げられた…。





J「あの女には、気を付けて…。」

my「……?」


その告発を受けて、彼女は行ってしまった。あの女とは、どの女の事を指していたのかが理解出来なかったが、私は彼女を信じることにした。


彼女は例の犯人とは違う、寂しさを感じさせた気配だった…。



犯人の気配をもう一度、振り返る。気配を殺すのが慣れているのか、何処に潜んでいるのかが分からない。


ただ、察知しやすい時に現れるのは、殺気や恨みなどを捉えることが出来る。観光客はまだ何処かにいる…。


my「とりあえず、マイナスな事は置いて飯食おう。」←


me「よぉ、マイお疲れ。あたしが作ったのは、
ハンバーグだ!」

my「おぉ!凄いねミィさん……ってげ!?」

ci「マイさん、どうも〜♪」


忘 れ て た。てか、なんでさりげなくこの場に座ってんの?ミィさんとミネさんは困惑しているが、一番怖いのがアイさんだ…!


i「グッ…!悔しいけど、アイは認めるわ。」


助かったのか?なんか知らんけど、今のは助かったのか!?


ci「ふぅ〜よかった!マイさん、何立ったままなんや?はよ、席座り。」



なんだろう…この集団。周りからしてみれば、男女問わずに、昼食を取る幹部とメイドだと思われているが…。


私からしてみれば、個性しかないメンツなんです。



いや、ちょっと待て今冷静になって思い出した。



この人、よく私を見ながらご飯とってたじゃん!?恐る恐る彼の表情を伺うと…。


ci「じーっ…。」


グルグル眼鏡の奥に潜む橙色と目が合い、例のノーパン事件の記憶が浮かび上がる。私はすぐ様視線を逸らした。


ci「(顔真っ赤…。毎朝が楽しみやわー。)」

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作者名:み〜と | 作成日時:2022年12月23日 19時

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