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ht「分かった、本当の事を言うからユウさんだけじゃなく、お前らも聞いて欲しい。」
足を止めた全員が、真剣な眼差しでマスクを取った姿のひとらんさんに注目した。
ht「Aがまだ兵士になりたての日、あれからあの子を避けたの。」
Aという話が出た時、空気が冷たく一変した。
ht「僕が花壇の水やりをしに行ったとき、偶然Aがそこにいたんだ。
だけど、皆に言えなかったことが起きた。」
zm「…なんや。」
ht「『枯れているなんて良いな』と言って、枯れた花を握りながら笑ってた。多分お前らの知ってるAの表情じゃない…。
そのきっかけで僕はユウさんにも避けてしまった…。」
顔を曇らすひとらんさんは、下を向いてしまった。
ht「あの子の印象は狂ってるんだと抱いちゃった…。本当にごめん！今どうしているかは分からない。
だけど、あの子を探してちゃんと話し合って、家族に戻って欲しい…！！」
目で溜まっていた涙が溢れだし、ひとらんさんは肩を震えて泣いていた。
その姿を見ている私たちの目の前には、
zm「ひとらん。」
覆いかぶさるよう抱きしめて、背中を優しく撫でたのだ。
zm「ひとらんだけやないで。ああー、最初俺もアイツ頭可笑しいとちゃうんか？って思ってたし、
後、なんか気に食わんと思い色々とちょっかい掛けてたから俺も会って謝らなあかんと思ってる。」
ut「……(ちょっかい掛けたってこいつまさか。)」
zm「気づいたらめっちゃアイツのことが気になって、どうにか表情見してくれへんかなってちょっかい掛けてた。
やって、俺アイツが好きやもん。」
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み〜と(プロフ) - 黒猫飴さん» コメントありがとうございます。一気読みとはもう大変嬉しいです…。体調の方も気をつけながら更新頑張ります！！ (2022年7月10日 19時) (
レス) id: 5162af39c9 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫飴(プロフ) - 一気読みさせていただきました！！とても面白かったです、これからも更新頑張ってください！くれぐれも体調にはお気を付けて！！ (2022年7月10日 18時) (レス) @page17 id: c8537bae2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：み〜と | 作成日時：2022年7月2日 15時
