表/j.oう ページ34
ユウ「イナリさん、鈴木さんが起きたそうです。」
「だから誰だよ…。」
コップ一杯の水を渡し、辺りを見渡す目の前の人物は、過去の自分もそうであったことを思い出す。
しかし、ここで回想している場合ではない。
その目の前の人物が何者なのか把握している。
クラーケンの件で、プールに落下した人物を引き上げた時から一瞬で分かったのだから。
全身青色に夏にも関わらずマフラー着用。
^ら^
この顔よ。
ユウ「しばらく安静にしてください。なにかあったら連絡してくださいね。」
ら「ありがとう。」
pe「声ちっさ。ツンデレかお前は。」
ら「…なんで俺がここに居るんだ?」
pe「知らねぇけど、何があった?つぅかそんな見た目だったからっだぁ…。前からか。」
ら「喧しい。確かあの時…。」
バケモノに襲われた経緯、気づいたらその見た目になったというわけ。
ら「………っということが起きたんだよ。」
ユウ「まさかそんな事に…。」
pe「俺たち今かららっだぁのとこに行こうとしてたんだけどさ、ヤバくないかシ了エ力"の暴走。」
ユウ「確か、wrwrd国との会議でそのようなことを申してましたね…。」
ら「ふーん…。」
pe「なんでそんなに興味なさそうな。」
ら「こんなタイミングで申し訳ないんだけど、はじ、はじめましてです。らっだぁです⭐︎」
ユウ「は…はじ、はじめましたです。ユウです。」
pe「お前らの挨拶独特だわ。」
ユウ「うちコミュ障なもんで。」
ら「ちな俺は陽キャな?」
ユウ「あ?なんで私だけ陰キャにさせんの?」
pe「出会って早々急に仲悪くなるの怖いよ…。」
ら「ちみぃ、ちょっと生意気な所あんなぁ?」
ユウ「それはこちらの台詞ですよちみぃ。」
pe「あれ、ちょっと待て俺だけハブろうとしてるこれ…?」
ら「おたくの所のお嬢さん、なんかしにがみくんに似てるとこあんな〜?どういう教育してるんですかぺいんとさ〜ん。」
ユウ「貴方の知り合いはどうなってんのですかぺんさ〜ん。」
pe「お前ら、絶対組んでんだろ!?」
ユウ「いやー、流石ですねらっだぁさん。いい感じに落ちが決まりまして。」
ら「いえいえこちらこそ。ガハッw!」
「「HAHAHAHAHA!!」」
pe「…。」
ここで謎の友情が深まる。
38人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
み〜と(プロフ) - 黒猫飴さん» コメントありがとうございます。一気読みとはもう大変嬉しいです…。体調の方も気をつけながら更新頑張ります!! (2022年7月10日 19時) (レス) id: 5162af39c9 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫飴(プロフ) - 一気読みさせていただきました!!とても面白かったです、これからも更新頑張ってください!くれぐれも体調にはお気を付けて!! (2022年7月10日 18時) (レス) @page17 id: c8537bae2f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:み〜と | 作成日時:2022年7月2日 15時