茶ノ道 ページ15
ユウ「イナリさん、お待たせしました!」
in「おお!ユウ殿にしにがみ殿、さあこちらの席へ。」
日ノ本ならではの伝統的なお茶が、私たちに振る舞うかのように香りが放つ。
花のように咲く生菓子が姿を現していた。
si「抹茶だぁ!」
ユウ「凄い…。これイナリさんがお茶を点てて?」
in「ふふ、こうしてお茶をする人が増えてきたから腕がなっちゃって。」
と嬉しそうにしていた。かぁあいい!!
ユウ「イナリさん、ありがとうございます。いただきます!」
まずは、お茶を一口。口の中からお茶の香りが広がっていく。この苦味こそが本物の茶であるととても楽しいのだ。
si「ユウさん、凄く幸せって感じの表情してますよ。」
ユウ「だって嬉しいんだもん。故郷の味だから。」
in「日ノ本出身なの?」
ユウ「はい!確か私、この事を話した人といえば…。」
si「ああ、僕といましたよね。その後確かぁ…。」
とお茶と共に過ごすこの空間を味わいながら、私たちは充実することができたのであった。
ユウ「(やべぇ、女子会って最高!!)」←
si「そろそろ時間だ。イナリさん、ご馳走様でした!」
in「ありがとうしにがみ殿。確か、トラゾー殿との企画の話でしたな?いってらっしゃい。」
si「いってきます!」
としにがみくんは急足で退場してしまった。
ユウ「皆忙しいなぁ…。」
in「ユウ殿、突然話に入ってしまうのだが…。」
ユウ「はい、どうしましたか?」
少し考えて下を向くイナリさんは、決意したかのように私を向いた。
in「ユウさんに話そうと思って、探していたの…。」
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み〜と(プロフ) - 黒猫飴さん» コメントありがとうございます。一気読みとはもう大変嬉しいです…。体調の方も気をつけながら更新頑張ります!! (2022年7月10日 19時) (レス) id: 5162af39c9 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫飴(プロフ) - 一気読みさせていただきました!!とても面白かったです、これからも更新頑張ってください!くれぐれも体調にはお気を付けて!! (2022年7月10日 18時) (レス) @page17 id: c8537bae2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:み〜と | 作成日時:2022年7月2日 15時