共鳴 ページ39
一度静まり返る会議室。そして、
tn「グルッペン、
日記だけで会議終わるなんてないやろ?」
gr「……。」
os「黙ってちゃわからんめう。」
zm「じゃあ俺からの要望言わしたるわ。おい、お前。」
ユウ「……。」
zm「Aじゃない証拠を言うてみ。」
ユウ「…え?でも先程の。」
zm「ああ、せやったな。じゃあ言い方変えるわ、
お前はなにモンや?なんでここにこれたん?」
ut「ゾムその言い方は…。」
zm「大先生に聞いてへん、こいつに聞いとんねん。」
ユウ「…っ!!」
震えが止まらない。
なんで…
なんで?
目が熱くなる…胸あたりがズキズキと痛むのは、
なんで…。
『「私がユウだから?」』
………………………。
やってやろうじゃないの。
ユウ「私は…。」
声に出せ……。
ユウ「私は…。」
出せ…!
ユウ「私は…!」
声に……いや、
鳴け、カラス。
ユウ「私はユウですっ!!」
皆「…っ!?」
思わず机をバンッと叩き、手に残るはずの痺れさを忘れ、
脳に刺激を与える。
目元に涙が溜まり頬につたう。
私は、ユウだ。
その存在に
共鳴せよ。
29人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:み〜と | 作成日時:2022年6月13日 16時