Love or Lies (ページ4)

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廉「んふふ、…どぉ言う意味？」

『そのまんまだよ…？永瀬くんがジャニーズだからって、あんまり…その、ジャニーズとかよくわかんないし、関係ないと思う…芸能人だからって、それに、永瀬くんは永瀬くんだと思う、心の優しい人だと思ったよ。こ、こんな私に…声掛けてくれた。』

廉「…………」

『…まだお礼言えてなかったよね、ありがとうございます…。』

廉「……初めて言われた」

『…えっ、？』

廉「ふふ、俺の中まで見てくれた人なんて居らんから珍しい。ていうか嬉しい。みんな俺の外見とか肩書きしか興味無いから。だから、そんな優しいとか言われたことない。けど、Aさんに言われてなんかめちゃくちゃ嬉しい、今。」

『そんな、私別に………』

そんな時、私の頭のなかにひとつの地雷が浮かび上がった

…やばい、やばいやばい、もし、もしこの光景が誰かに見られてたら……………

『っ！』

ガタンッッッ！！！

と椅子から腰を上げて、急いで日誌を片付け始めた。

廉「…なんしてんの？」

『あっ、あー…あの、用事、！用事思い出して…！』

まさか言えないでしょ！
話してるとこ誰かに見られていじめられたくないです！って！

廉「もしかしてさぁ」

『…はいっ、！？』

廉「…俺と話しとったら他の子にハミられるとか思ってるん？」

『………………』

あぁ、やってしまったァ……………
とてつもない地雷だなぁ、…
永瀬くんにうんなんて…言えませんよ…

廉「黙るってさ、それうんって言ってるもんよ？笑」

『いやっ、あっ、いや、違うっ、！』

廉「んふふ、」

何故か、永瀬くんが柔らかく笑った