私立敵育成高等専門学校【ヒロアカ】【本編】 (ページ14)

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【過信ヴエコ/RST】ページ14

さてはて、皆さん色んなモーニングルーティーンをお過ごしで。そんなことを考えるワタクスも、モーニングルーティーンを過ごす人を見るってモーニングルーティーンがあるんですけどね。
　ん？モーニングルーティーンじゃなくてモーニングルーティンだって？そうだよ。そうだよ悪いか！！？？おぉん？目玉ほじくり出してやろうかコン畜生！壁があるからって舐めんなよ！

　ひぃん……もうやだまぢ萎える。初手からこんなんって……こんなんって……オマエラになんか刻み込めたかぁ！？おぉん！？
　まぁこのテンションは疲れちゃうからやめるんだけどね★☆ うわキラキラお星さま、キッッッッッツ。

　ひょん、ひょ、そんなことをしている内にもうやだ遅刻時刻☆ このまんまだとちゃんと遅刻しちゃ～う！皆いるのに。
　つーかさ、ヴィランなのに規則守っちゃうって偉い子ちゃんぢゃん。もっとさ、遅刻とかしてヴィランりしくやろーぜ。んっま、皆の過去的にそーはいかんのかしらねん。

　んまぁちゃんと向かいますか、遅刻現金！！！！厳禁だったわ草。

　学校内に遅刻を知らせる音が鳴り、教室にいる者は皆置物のように座り、動かない。正確にはあまり動かないだが。
　そんな静止した空間をぶち壊すかのように、多彩な種に対応した大きめの扉が宙に舞う。それは所々欠け、攻撃でも受けたかのように凹んでいる。
　それの原因は突如として、その板が吹き飛ばされたと同時に現れる。ライダーキックのようなポージングを取っている小さきデフォルメだ。
　彼女の叫びと、吹き飛ばされた板の音で、その教室には遅刻を知らせる音は通らなくなった。

　「遅刻回避！！！！！！！プギャー！」