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Aside
それを見た瞬間皆が悲鳴を上げる。
もしかして先生、私の拳銃を勝手に……！
そう思って拳銃をよく見る。
………違う
私の拳銃じゃ、ない…………！
甲斐｢何で銃なんか持ってんだよ！？｣
郡司[柊！何をするつもりだ！！]
様々な所から、様々な声が聞こえる。
柊｢言った筈ですよ、間違えたら5人の命が犠牲になるって！｣
あれは………確か、警察が使うような拳銃だ。
私のものはあれより少し小さめだ。
何故？………やはり、警察関係者に共犯者がいるのか？
いや、ヨコハマに行けば夜になると銃を売る者など山ほどいる……しかも、ポートマフィアの銃を
入手経路は、分からない
柊｢今から呼ぶ5人は美術室にこい！
それ以外の者は教室から出るな！
出たら命の保障はない！｣
そういって、指名しようとしたとき、里見が「待ってくれ！」と言った。
里見｢5人の内一人は俺で良い｣
皆が唖然とした表情で里見を見た。
里見｢之が正しいことだなんて思ってねぇ
でも、之は俺が蒔いた種だ。
此処にいる誰よりも責任をとらなくちゃいけねぇ！
償わなきゃいけねぇ！！｣
｢ふざけないでよ……｣
いつの間にか、声が出ていた。
皆の目線が私に集まる。
私はぽつり、ぽつりと言葉をこぼす。
ほぼ、無意識の状態で
｢死んで償う？………ふざけないで。
責任があるのは私たち全員同じよ。
そう、同じなの
一人で責任背負って勝手に死のうとするなよ………！
なら、なら私だって！！｣
本当は死ぬべき人間なのに
その言葉は出ず、私は小さな嗚咽を漏らした。
里見｢水、上……｣
里見が掠れた声で私の名を呼ぶ。
だがその願いは届かない。
先生は冷たい目でこちらを見てから、｢いいだろう｣と言った。
思わず息をのみ、顔を上げて先生を見た。
目が合う。だがすぐに逸らされた。
柊｢残るは4人だ
瀬戸雄大！｣
瀬戸｢ふざけんなっ、何で俺が！？｣
柊｢堀部瑠奈！｣
堀部｢やだっ！！｣
柊｢西崎楓真！｣
西崎｢えっ……？｣
柊｢結城美咲！｣
結城｢やだっ！！やだやだ……！｣
悲鳴、悲鳴、悲鳴
様々な悲鳴で溢れる。
だが、その中には、自分じゃなくて良かった、と思う人もいる。
本当に、呆れてしまう。
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雪椿 - 桜花さん» こちらこそコメント有難うございます！更新頑張りますので、之からも楽しみに待っていただけると嬉しいです。 (2021年3月5日 21時) (
レス) id: c09b58169c (このIDを非表示/違反報告)
桜花(プロフ) - 更新ありがとうございます！ヽ(*´＾｀)ﾉ更新楽しみにしています (2021年3月5日 17時) (レス) id: 387b35d945 (このIDを非表示/違反報告)
くーと。 - う、うれじいでずぅぅぅう！( :д:) (2021年3月2日 23時) (レス) id: 717497968a (このIDを非表示/違反報告)
雪椿 - くーと。さん» 待たせてしまって申し訳ありません……。テスト週間でした……（´・ω・｀）これから更新できる日が増えると思いますのでよろしくお願いします！ (2021年2月27日 22時) (レス) id: c09b58169c (このIDを非表示/違反報告)
くーと。 - やっときたぁぁぁあ！！ (2021年2月27日 16時) (レス) id: 717497968a (このIDを非表示/違反報告)
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