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Aside
私は顔にかかる髪を耳にかけながら答えた。
「私は、苦しんでない。
それに、苦しめたのは貴方達も一緒でしょう。
都合よく他人に責任を押し付けないで」
その言葉に教室が沈黙へと陥る。
私はその沈黙を打ち破るかのように立ち上がり、廊下に向かう。
するとおい！と、その行動を止める声が聞こえ、振り返った。
甲斐「何でお前何時も話し合いに参加しないんだよ。ふざけてんのか？」
甲斐はよく私に嫌味を言ってくる。
気に入らないところでもあるのだろう。
私はそれに対して答えた。
「話し合っても無駄なことはわかってる。
それに、今日解答権があるのは刑事よ。
私達が探しても意味がない。」
それに対して何も言えなくなった甲斐の姿を確認し、私は廊下へとでた。
その時
？「水上！」
わぁ、また面倒な奴の相手しないといけないのか？と思いながら後ろを見ると、意外な人だった。
「真壁」
水泳部のマネージャー……というより、景山さんをサポートしていたな。
真壁「聞きたいことがあって……」
「………手短に」
その言葉に真壁は頷き、話し出した。
真壁「あの時、俺が不良から襲われたとき………
助けてくれた、パーカーの人って、水上だよね？」
私は少し黙って、何でそう思ったの、と聞いた。
真壁翔が不良に襲われ、水泳を続けれなくなった
これは結構有名な話だ。
それをきっかけに景山さんのマネージャーになったとも聞いたし。
真壁「一日目に先生と水上が戦ったとき、動きが全く一緒だった。
あの時は記憶が曖昧だったけど………」
私は小さくため息をついた。
何で
何でばれたかなぁ…………。
先程まで真壁が言っていたこと、すべて事実だ。
あの時は、確か急な仕事が入って早退したんだ。
その仕事が以外と早く終わり、家に帰ると冷蔵庫の中の食材が少ないことに気がつき、買い物へ行った。
その帰り道に魁皇高校の前を通る時に真壁が不良に殴られてるのを見つけた。
助けないと、と思ったが場所は自分の高校前
見つかれば面倒なことになってしまう。
ので、私は着ていたパーカーのフードを被り不良を撃退した。
その後救急車を呼んで、怪我も酷かったので応急処置をして、景山さん達がこっちに着ているのに気がつき、買物袋をもってその場から離れたのだ。
うーん、意識が朦朧としてたからばれないと思ったが、真逆ばれるとは。
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雪椿 - 桜花さん» こちらこそコメント有難うございます！更新頑張りますので、之からも楽しみに待っていただけると嬉しいです。 (2021年3月5日 21時) (
レス) id: c09b58169c (このIDを非表示/違反報告)
桜花(プロフ) - 更新ありがとうございます！ヽ(*´＾｀)ﾉ更新楽しみにしています (2021年3月5日 17時) (レス) id: 387b35d945 (このIDを非表示/違反報告)
くーと。 - う、うれじいでずぅぅぅう！( :д:) (2021年3月2日 23時) (レス) id: 717497968a (このIDを非表示/違反報告)
雪椿 - くーと。さん» 待たせてしまって申し訳ありません……。テスト週間でした……（´・ω・｀）これから更新できる日が増えると思いますのでよろしくお願いします！ (2021年2月27日 22時) (レス) id: c09b58169c (このIDを非表示/違反報告)
くーと。 - やっときたぁぁぁあ！！ (2021年2月27日 16時) (レス) id: 717497968a (このIDを非表示/違反報告)
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