【刀剣乱舞】菊の花は乱れ咲く。 (ページ14)

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菊十四ページ14

「それで？それを聞いた私は何をすればいいのですか？」

「どうもするも何も」

「何もしなくていいと？」

ならばそれで良し。
さて、此方で過ごすにあたっては先ずは住むところが必要ですね。私としては、木造の建物がある神域に戻りたいです。暫く戻っていなかったのでちょうどいいと思います。

「そ。何もしなくていい」

「ならば、もう帰ってもいいですか？」

「…随分とせっかちな神様だね。珍しい」

その様な言葉に、私は眼を伏せ、少しだけれど笑った。

「…暇になればここに来ます」

「うん、待ってるよ」

「…その時は、美味しいものを出してくださいね」

カランと音を立てて、扉が閉まる。
閉じられた扉を、彼は見つめていた。

「もちろん」

彼もまた、笑った。

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「久し振り…」

あの本丸に呼ばれて以来、帰っていなかった自らの神域。相変わらず、ため息が出るほど居心地のいい空間だった。
私の神域にはたくさんの動植物たちが伸び伸びと暮らしていますが、割合で言えば、鳥が圧倒的に多いのです。やはり、私が山鳥毛一文字であるからでしょうか？

「ただいま…です」

挨拶を口から吐き出せば、生き生きとした波動が全体に伝わる。植物が青々と茂る。動物たちが目を輝かせ、此方によって来る。あ、私動物大好きなんですよ？もふもふは正義なのです。

こんのすけが此方へ来るまでに、ここの動物たちをどうするか決めなければなりませんね。たぶんまた、永い間留守にするのでしょうし。

「暫くは暇になるのでしょうね...ここのぱそこんからあの本丸のかめらに繋がりますかね？」

...やはり退屈はしなさそうです。

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※見なくてもいいよ

名前：山鳥毛一文字

身長：１７５

容姿：おかっぱさん。着物に袴、着物の下にはカッターシャツをきております。目は、つり目過ぎてもはや起きてるの？状態。基本的には山鳥という鳥をイメージしているのです！

【だれか想像で描いてくれてもいいのよ？(´・ω・｀)】