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携帯のアラームが響いて今日が始まる
簡単な朝食
身支度を終えて
メイクは少しだけ流行を取り入れてみた
『行ってきます』
大学まで実家生だった癖が未だに抜けない
桜並木を歩いて出勤
普段は通らないけど、この季節だけは敢えて遠回りをしている
『おはようございます』
受付に声をかけて、部署に入れば何人か席に着いていた
まだ勤務には早いから買った眠気覚ましの珈琲を一口
『おはようございます、課長』
「おはよう、明智くん。どうかな？永瀬くんは」
それまだ1日しか経っていない人に聞きますかね？
まぁ、それだけ心配してくれているって捉えておくけど
『まだ何ともいえませんが、データ集計や読解の能力は申し分ないかと』
「そうか、そうか！じゃあ、引き続きよろしく頼むよ」
はぁ、2年目の私に何をどうよろしくされるのかなぁ
廉「おはようございます、A先輩。ため息ですか？」
『あ、おはよう、永瀬くん。そんなにため息してた？』
廉「はい、自分が見る限りでは少なくとも5回はしてましたよ」
マジか！？
『えっ！？それはごめん！』
廉「何かあったんですか？」
『そ、それは‥ううん、何でもないの！』
貴方の教育係に困っています＿＿＿
なんて言える訳ないじゃん
『もう勤務時間だから、今日は書庫とか部署の案内するね！』
廉「そう‥ですか、分かりました」
『ほら！さっさと歩く！』
無理矢理永瀬くんを立たせて書庫に向かった
書庫はこれまでのアンケートの集計や商品開発の資料を纏めて保管している
『これが昨日永瀬くんに集計してもらった商品開発の資料ね』
廉「こんなにあるんすか！？」
ファイルに纏めてはあるけれど、やっぱり4つ分となると多いかぁー
目を見開いて、そんなに驚くことかね
元々目がパッチリしているから更に大きくなって面白いな
『えっーと、次回の商品開発の案が確かここら辺に＿＿＿あ、あった！』
丁度、自分の身長より少し高い棚にあるファイルに手を伸ばす
本当は台とかあったらスムーズに取れるんだけど、まぁ、このくらいなら‥
あれ？
と、取れない、あと、もう少しなんだけど頑張れ私
あと手一個分！
あっ！取れ＿＿＿えっ
グラッ＿＿＿
かなり詰めて置いてたのを勢いよく一気に取ったものだから
周辺のファイルも纏めてこっちにきた
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砂漠のクロネコ(プロフ) - さちままさん» さちままさん、ありがとうございます！毎日ドキドキできるような物語を書けるよう頑張ります(^^) (2019年8月14日 23時) (
レス) id: dc8af8fdc1 (このIDを非表示/違反報告)
さちまま(プロフ) - このお話大好きです。廉君が彼氏になって毎日ドキドキが見てみたいです。更新頑張ってください。 (2019年8月14日 22時) (レス) id: 8b1ec69824 (このIDを非表示/違反報告)
砂漠のクロネコ(プロフ) - あまねさん» コメントありがとうございます！頑張って続き書きます(^ ^) (2019年7月17日 20時) (レス) id: dc8af8fdc1 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - すっごい面白いです！ 続き楽しみに待ってます！ (2019年7月17日 19時) (レス) id: d7eb9b2667 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：砂漠のクロネコ | 作成日時：2019年7月7日 17時
