【ペルソナ5】弱者は貫く ※番外・短編集※リクエスト募集

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貴方目線

A:電車で揉みくちゃにされた…
モルガナ:この時間帯は人が多いからな
A:毎日暁はこの電車に揺られてるんだね…

左肩にモルガナを担いでルブランへと向かう

A:そういえば、暁ってどうやって過ごしてるの?
モルガナ:ゴシュジンの手伝いして、レンタルしたDVD見て、ネットショッピングで注文して、潜入道具作って、銭湯行って寝てるな

…想像してたものより予定詰まってた
怪盗やってるから当たり前だと思うけど、いつ休んでるの?


というか、高校生活ってなんだっけ…?

A:他は置いておいて、佐倉さんにはどう言い訳しよう…?
私、ルブランのコーヒーとか淹れられないよ
モルガナ:そうだよなぁ…
風邪引いたってことで休ませてもらうとかは?
A:でも暁って…

ガラスに写る姿を見る

どうも風邪を引くような人ではない

A:さてどうするか…
…マスク買って付ける?
モルガナ:モサくなるぞ
A:…それは、仕方ない犠牲
とりあえず買いにいこう

急いで薬局に行き、マスクを買い、ルブランへ入る

惣次郎:帰ったか…なんだそのマスク?
A:あ、その…ちょっと喉の調子が悪くて…
ケホッケホッ…
惣次郎:おいおい、ここで咳き込むな
さっさと上に行って休んでろ
A:すみません…

そのまま上に上り、ソファーに座り込む

A:メガネ曇る…
モルガナ:マスク取ったらいいんじゃね?

メガネとマスクを一旦外し、ため息をつく

モルガナ:どした?
A:体が重い…
モルガナ:男の体だからなぁ
A:男の体か…

ハッとあることに気づいた

A:モルガナ大変!
どうしよう!
モルガナ:ど、どうした?
A:暁の体じゃお風呂とかいけない!
モルガナ:別にいいじゃねーかよ
銭湯は遅く行けば誰もいないし
A:そういう意味じゃない!
私女子なんだよ!?
同年代の男子の体を見るなんて無理だよ!
モルガナ:お、落ち着けってナマエ
A:どうしよう…
モルガナ:頼むからそんな口調で話さないでくれ
内心引いてる
A:そんな風に言わないでよ

悩む末、結局閉店時間ギリギリに行くことにした


見ないようにと、上を向いて行動した

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