【ペルソナ5】弱者は貫く ※番外・短編集※リクエスト募集

2 ページ2

暁目線

モルガナ:子供ってめっちゃ食べるな…
明智:お菓子だからじゃないかな
子供って、お菓子には目がないから
祐介:腹一杯に食べることはいいことじゃないか
竜司:そーそ、好きなもんをいっぱい食う
いいことじゃねーか

隣でかなりの量の食べ物を口にいれ、喋る二人

明智:食べ過ぎはあまり良くないよ…

ため息をつきつつ、菓子を口にするクロウ


菓子などを食べて、全回復する
すると、下からコートの裾を引っ張られる

暁:ん?

下に目を向けると、ジッと俺を見る小さいキラーがコートの裾を握っていた

A:くろいおにーちゃん

しゃがみ、目線を合わせる

暁:どうした?
A:だっこ!

両手を広げて、無邪気な顔で抱っこをお願いするキラー

暁:わかった

ヒョイッと持ち上げ、落ちないように抱っこをする

暁:楽しいか?
A:うん!

お願いが叶って嬉しいのか、キャッキャッと笑うキラー
愛らしい姿に思わず自分も口角が上がる



もしキラーとの子供が出来たら、こういう風になるのか…?

そう思うと、キラーとの子供欲しくなるな…


真:休憩もしたし、帰りましょう
遅くなる前に
暁:あぁ、そうだな
モルガナ:なら行こうぜ

モナカーに乗り込み、メメントス出口に向かう
到着すると同時に、ナビを終了させる


現実世界に戻ると、Aの姿も戻っていた

A:あれ…私…?
双葉:元に戻ったな
A:私、何かあったの?
杏:ううん、何でもないよ、ね?

堪能しきった笑顔で女子同士顔を合わせる
理解できずに首をかしげるA

春:それじゃあ解散しましょう
竜司:んじゃな!

バラバラに解散し、駅へと向かった

A:暁
暁:どうした?
A:私、何かあったの?

ここで本当の事を言ってしまえば、赤面するかもしれない
その姿も見たいが、可哀想かと思い、隠すことにした

暁:…いや、何もなかった
A:ほんと?
暁:あぁ
A:…ならいいけど
暁:気をつけて
A:うん

Aを見送り、その場をあとにする

モルガナ:上機嫌だな
暁:まぁな
あんな可愛らしい姿を見ればな
モルガナ:それで変な妄想すんなよ?
暁:…A似かな…それとも俺似かな…
モルガナ:何ブツブツいってんだ?
暁:俺とAの将来の子供だが
モルガナ:気がはえーよ!
第一、オマエ付き合ってもねーだろ!


A似の子供がいいな…

もう一人→←子供バステ(夢主)　1

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す