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「目黒くんはなに頼む？」
目黒「えっと…か、カフェオレ？」
「じゃあ私はココアにしよ。すみません」
先ほどの男の人に注文をする彼女を見つめる。
俺にはもったいないくらいのいい子だ。
なぜあの日、俺が告白した時OKしてくれたのだろうか。
目黒「Aさん」
「はい、なんでしょう」
目黒「俺が告白した時、なんでOKしてくれたんですか？」
「なんで？え、好きだから？」
目黒「そ、そこらへんが？」
「全部！」
目を細めて笑った彼女。
なんでこんなに可愛いんだ。
ああもう…
目黒「ここで渡すつもりなかったんですけど、今渡したいものがあるので渡してもいいですか？」
「え、実は私もあるので…交換しちゃいますか？」
目黒「…少し嬉しそうですね」
「だって好きな人からもらうんだもの。嬉しいに決まってるじゃない」
彼女は俺より何枚も上手だ。
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作者名：雪の王子様 | 作成日時：2020年12月25日 15時
