にゃあにゃあ。 �あ�幼馴染組 ページ10
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｢にゃあ、｣
｢あかんよーデクくん。危ないから。｣
｢ぅ、にゃ、｣
｢爆豪くんも。ほら、お姉ちゃん達のとこ行っとって？｣
夕飯の下拵えの為にキッチンを往復する俺の後ろに着いてくる、2体の小さな生き物。お茶子ちゃんも手伝ってくれたお陰で比較的早く調理に取り掛かれそうなのだが、流石に火を扱うところに子供をうろつかせる訳にはいかない。その場にしゃがみ、2人へ目線を合わせたお茶子ちゃんは麗かに彼等を説得する。
カシャカシャと音を立てるシャッター音は誰のやら。気になって仕方ないという様子で覗いているA組の面々へ、改めてデクくんとかっちゃんを預けるのを見届け、さぁ再開するぞとボウルを掴む。途端、にゃあにゃあと涙を孕んだ声が共有スペースから聞こえてきた。お茶子ちゃんが眉を下げて此方を見上げる。
｢なぁ、A君。別に私やるよ？デクくん達泣いてるみたいだし……｣
｢んー、やっぱりさっき弄り回されたのが嫌だったかな。でも今日は俺の当番だし、後焼くだけでしょ。
それに、皆なら大丈夫だよ。｣
油のひいたフライパンで肉を焼きつつ、彼女へと笑みを向けた。油やらソースやらで手がベタつく。暫くすると皆の穏やかな笑い声に混じって機嫌の良い鳴き声が聞こえてきた。ほらね、とお茶子ちゃんの額にコツンと俺の額をくっつけると、彼女はやっと笑顔になって、そうだね、と返してくれた。
香ばしい肉の香りがキッチンに立ち込め、共有スペースの方まで漂い始めた頃。八百万の生成した服により、爆豪達は着せ替え人形と化していた。
身体のみが縮んだのか、爆豪達の身につけていたデカいTシャツは普段彼等が身につけているものと同じだ。折角なら可愛い格好をして欲しい、というのは女性陣の言葉である。有言実行、色んな服を着せられてチヤホヤされる爆豪と緑谷は疲れたとばかりに座り込んだ。今はくまの絵柄パジャマだ。
｢あーあー、もうその辺にしといてやれよ。チビ達疲れちゃったって。｣
｢そうだね、沢山写真撮れたし！｣
｢あーん、もう少し見たかったぁ！｣
俺の言葉に賛同した葉隠が、ごねる芦戸を宥める。ごめんなぁ、と爆豪と緑谷に謝り頭を撫でてやれば、爆豪に引っ掻かれた。痛てぇ。触るなと言う様に威嚇してくる様が爆豪らしくて、思わず苦笑を零す。緑谷は相変わらずぽかんとした顔で撫でられているが。出来た分から運べ、とキッチンから声が掛かり大半が動き始める。俺も手伝おうかと思ったが、爆豪に肘を掴まれ断念した。
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ゆきねこ。(プロフ) - 音兄Love!@鈴音さん» 嬉しいです！！！エンデパパはほんとに優しい……すれ違いがなくなったらいいのにと思います (2019年1月18日 12時) (
レス) id: 819d312a56 (このIDを非表示/違反報告)
音兄Love!@鈴音(プロフ) - ハロウィンとても好きです…!!!設定が好き…エンデパッパ結局優しいんですよね…あとかっちゃん優しくてしんどい…… (2018年11月1日 21時) (レス) id: a8cf11cd3d (このIDを非表示/違反報告)
ゆきねこ。(プロフ) - シロさん» ありがとうございます(´ ; ω ; ｀) (2018年2月14日 23時) (レス) id: 819d312a56 (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - 好きです (2018年2月14日 23時) (レス) id: 55b0e9cf98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきねこ。 | 作者ホームページ：
作成日時：2018年2月14日 13時
