にゃあにゃあ。 ��※幼馴染組 ページ9
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ぶつかった雄英生徒2人が謝ってくれた事と、此方も不注意だったとの事で、別段怒っている様子ではなかったらしい。ただ、そのぶつかった息子さんは個性が発現したてで、発動条件も解除方法もよく分かっていないのだという。確実にそれが原因だろ、と、口には出さずともその場の全員が思っただろう。そんな空気だ。
｢その2人…揉めてたってのもあるし確実にデクくん達だよね。｣
｢だろうね〜。2人とも全く姿見せないし、この子達がやっぱり本人か。｣
お茶子ちゃんの言葉に頷き返せば、相澤先生も一緒に相槌を打った。
取り敢えずその親御さんにもう一度電話を掛け、事の詳細を聞くそうだ。どの道2人が元に戻るまではお前らが世話をする事になる、と付けたし、相澤先生は校舎へと戻っていった。
｢緑谷も爆豪も、こっちの言ってる事はわかるのかな。｣
｢あ〜、どうだろう。名前わかるかな。みどりや、いずくくーん。｣
｢にゃ！｣
三奈ちゃんの言葉に、意思疎通が出来ればだいぶ楽だなと思い至る。試しにデクくんの名前を呼べば、彼は元気よく手を挙げた。俺は見事に死んだ。可愛すぎる。
俺の理性をフル稼働させ何とか表に出すのを堪え、よく出来ましたと頭を撫でてやる。ああもう、嬉しそうに笑うな。もうSAN値はゼロよ。これをもう一撃とか死んでしまう。今度こそ変な呻き声を出して変態扱いされても文句は言えない。どうにか回避しようとかっちゃんを見れば、じっと見つめ返された。
駄目だこれ、期待の目だ。俺の事は呼ばないの？はやく！って目。そんな目で見つめられて、呼ばない選択肢は俺には無い。
｢っ…ば、ばくごう、かつきくーん。｣
｢にゃあ！｣
｢んグゥ……っ、｣
元気よく手を挙げたかっちゃんに思わず呻き声を漏らす。いや、無理だよ。さっきので大分ギリギリだったのに、抑えきれるわけがない。尊すぎて思わず涙が滲む。流石にここで泣いたら変態が過ぎるので、目元を手で覆い上を向いた。このポーズ自体完全に悶えてる人間だけど、もういいや。
｢自分の名前も、意思疎通もまぁ出来るみたいだね！って…あれぇ？A？大丈夫ー？｣
｢芦戸さん……いや、大丈夫だよ。｣
全然大丈夫じゃない、目の前の天使達どうにかしなければ。そんな言葉を飲み下し、何とか体制を整える。時刻は午後3時。そろそろ夕飯の支度をしなければいけないと、腕から2人を下ろしキッチンへ向かう。手伝うよ、とついてきてくれたお茶子ちゃんに礼を言い、エプロンを身に纏った。
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にゃあにゃあ。 �あ�幼馴染組→←にゃあにゃあ。 �□�幼馴染組
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ゆきねこ。(プロフ) - 音兄Love!@鈴音さん» 嬉しいです！！！エンデパパはほんとに優しい……すれ違いがなくなったらいいのにと思います (2019年1月18日 12時) (
レス) id: 819d312a56 (このIDを非表示/違反報告)
音兄Love!@鈴音(プロフ) - ハロウィンとても好きです…!!!設定が好き…エンデパッパ結局優しいんですよね…あとかっちゃん優しくてしんどい…… (2018年11月1日 21時) (レス) id: a8cf11cd3d (このIDを非表示/違反報告)
ゆきねこ。(プロフ) - シロさん» ありがとうございます(´ ; ω ; ｀) (2018年2月14日 23時) (レス) id: 819d312a56 (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - 好きです (2018年2月14日 23時) (レス) id: 55b0e9cf98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきねこ。 | 作者ホームページ：
作成日時：2018年2月14日 13時
