スノさん家族の3つ子ちゃん【その2】

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蓮side



＿次の日・昼休憩の教室＿

俺はいつも後ろの方で友達と5人くらいで話をしている。


蓮「なぁ、お前彼女いるじゃん。どこが好きなの？」


男子1「出た！お前どんだけ恋バナ好きなんだよ(笑)」


蓮「別にいいじゃん。減るもんじゃねーし」


話をする中で、昨日康二とラウールと話した話もした。いろいろ話していると、



康二「れーん♪ちょっとええ？」



呼ばれてドアを見ると、教室の入口からひょこっと顔をのぞかせて俺を見る康二がいた。

教室から廊下に出る。



蓮「なに？」


康二「和英の辞書貸して〜。今日忘れてん」


蓮「えーヤダ。てか無い」


康二「ヤダって、なんでやねん！蓮が置き勉しとること知ってんで！！」


蓮「あ、バレてた？笑」


康二「もー。いちいち意地悪せんと気がすまんのか！」



ぷりぷりとほっぺを膨らませて怒ってるアピールをする康二。なにその顔、かわい///

俺は両手で康二のほっぺを押して膨らんだほっぺの空気を抜くと、今度はタコみたいな口になる康二。



蓮「ははっかわいっ！」


康二「なんなんもう！早う辞書貸して！！///」


蓮「はーい」



からかわれて恥ずかしくなっちゃったのか耳まで赤くなる康二、、

こういう反応されると堪んないんだよな〜。
つい手出しちゃう。



蓮「ほい、辞書！」


康二「ありがとうー！終わったら返すな！」



さっきまでの照れはどこへやら。すっかりご機嫌で教室に帰っていった。



男子2「そのニヤケ顔やめろ。せっかくのイケメンが台無しだぞ」


蓮「え、俺ニヤケてた？」



教室に入って行くと、友達が半分呆れ顔で笑ってくる。



男子3「1年の時から変わらねぇな」


男子4「蓮ってホント康二のこと好きだよね(笑)」


男子5「兄弟っつーか、もう付き合ってんの？レベルじゃん。さっきもイチャイチャしてさ(笑)」


蓮「何それ、俺ってそう見えてんの？」


男子『『見えてる』』




康二が彼女……


うん。確かに…可愛い。
何がって、康二の存在全てが可愛い。


もしかしたら俺のタイプ康二かも…









家帰ってラウールに話したらラウールも『それ、分かるかもしれない』って真顔で言ってきた(笑)







まぁ、中2になっても康二大好きな俺たちです！！！ってことで！





☆恋バナしよ☆end

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