スノさん家族の3つ子ちゃん【その2】

☆恋バナしよ☆ ページ6

蓮side



どーも！深澤家の八男、深澤蓮です！中2です！


今は夜の22時、康二とラウールと3人で2階の部屋にいる。



蓮「恋バナしよ！」


ラウ「は？なに突然？笑」


康二「ええやん、なんか青春ぽくない？笑」


ラウ「康二くんがいいならいいけど」


蓮「いえ〜い♪じゃあ康二からな」


康二「なんでや！まぁ、別にええけど」


蓮「いいんだ(笑)」




康二はクッションをぎゅっと抱きしめて恋バナに参加し始めた。




康二「ん〜言うてもなんもないけどな〜。好きな人おらんし」


ラウ「気になる子は？」


康二「おらんな〜。ラウは？彼女おらんの？」


ラウ「僕？僕はダンスと勉強で手一杯だよ〜。女の子に構ってる暇ないし。蓮は？」


蓮「俺？俺は〜…ねーな！笑」


康二「いや、みんな無いんかい！でも2人ともめちゃくちゃモテるやん！告白とかされとるんやないん？」


蓮「まぁ、あるけど」




嘘。ほんとは結構告白されたことある。




康二「蓮告白されたことあるん！？え！誰？？」


蓮「1年の時に隣のクラスの女子。知らない人だったから断ったけど」


ラウ「可愛い子だった？」


蓮「ん〜普通に可愛いかったと思うけど」


康二「え〜！なんで付き合わんかったん」


蓮「好きじゃなかったし」


ラウ「じゃあ好きなタイプってある？」


蓮「好きなタイプか〜。シンプルに可愛い子かな」


康二「いや、さっきの言うてた告られた女子可愛かったんやないんかい！」


蓮「あ〜確かに…」


康二「ダメや。蓮の感覚は俺には分からへん。ラウは？告白されたことあるん？」


ラウ「僕は2年になってから先輩に告白されたかな。」


蓮「おお、年上！？」


ラウ「付き合わなかったけどね」


康二「またかい！なんでなん？」


ラウ「タイプじゃなかったし、なんかキュンとしなかったから」


康二「ならラウのタイプってどんな人なん？」


ラウ「んー。やっぱり可愛い人がいいよね♪」


康二「2人ともモテるからビジュアルのハードル高すぎなんやない？」


ラウ「そんな事ないと思うけど…見た目ってよりも中身が可愛い人がいいかな〜」


康二「例えば？」


ラウ「とっさの仕草が可愛かったり、ふとした笑顔が可愛かったりとかさ」


康二「どんな仕草？」


ラウ「ん〜そう言われるとぱっと出てこない」


蓮「俺何となくラウールの言ってること分かるわ」


康二「分かるんかい！なら俺に教えてくれよ」


蓮「意識してない可愛さでしょ？」


康二「むず！」

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