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辰哉side
一通り泣いて落ち着いた康二を涼太に任せて、今度は蓮とラウールを呼んで3人でお話をする。
蓮「こーじ、まだ怒ってた？」
ラウ「こーじくんまだ泣いてる？」
辰哉「ん〜ん。もう怒ってないし、泣いてないよ」
蓮/ラウ『『こーじ(くん)、ぼく達のことキライになった？』』
辰哉「んなわけないじゃん。大好きに決まってる」
そう言えば、うるうるさせていた目から涙がポロポロとこぼれる。
泣いている2人を抱きしめながら、優しく康二が怒っていた理由を話した。
蓮「たつっ、にぃ、、蓮こーじにごめんねしたい」
ラウ「ラウも…こーじくん許してくれるかな？」
辰哉「当たり前じゃん。大丈夫。絶対許してくれるよ」
蓮/ラウ『『ごめんなさいする！！』』
辰哉「よし、いい子！！じゃあ康二のとこ行こう」
蓮「あ！にぃに待って」
ラウ「あのね、これ…」
ガザガサと2人が何かを持って来て俺に見せる。
なるほどね。そういうこと。
2人の意図を組んで、俺は2人と一緒にある作業を始めた。
…＿
夕方5時
蓮とラウールが緊張した面持ちで、康二の待つ部屋に入っていく。
康二「蓮くん…ラウ…」
蓮「こーじ、あのっ。幼稚園ではごめんなさい」
ラウ「ケンカして、壊しちゃって、ごめんなさい」
康二「…もうみっちーとケンカせん？」
蓮/ラウ『『、うん。なるべく仲良くする』』
康二「なら、もうええよ…でも、2人のプレゼントが…(しゅん)」
あからさまにしゅんとなる康二を見て、慌てて2人は後ろに隠し持っていたものをかぶる。
蓮「これ、プレゼントありがとう！」
ラウ「へへへっ、どう？似合う？」
康二「っなんで？」
蓮とラウールの頭には、セロテープでたくさん修正されたカブトと、首にはしわを可能な限り伸ばした不格好な折り紙のメダルがかかっていた。
辰哉「一生懸命直したんだよな〜？」
蓮「うん。だってこーじが作ったプレゼントだから」
ラウ「カッコイイの作ってくれてありがとう♡」
康二「良かった。蓮とラウが喜んでくれて嬉しい♡」
辰哉「それだけじゃないんだよな〜？」
康二「？」
蓮/ラウ『『せーのっ、こーじ(くん)にこれプレゼント♡♡』』
康二「うわっ」
康二の頭にも2人とお揃いのカブトを被せて、首には金色の折り紙を使ったメダルをかける。
康二「これ作ってくれたん？ありがとう！2人とも大好きやで♡」
蓮/ラウ『『ぼく達も大好き♡♡』』
ちょっと早い誕生日プレゼントでした。
end
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みぃ(プロフ) - 素敵なお話しありがとーございます。読めてとてもしあわせ(*´∀｀*)です。 (6月30日 23時) (
レス) @page22 id: 9fdcdf31de (このIDを非表示/違反報告)
美音(プロフ) - ゆきみ島さん！おかえりなさいませー！また、3つ子ちゃん達に出会えて嬉しいです！ (6月24日 17時) (レス) @page20 id: 11db8967e0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみ島(プロフ) - 氷那さん» お返事遅くなりすみません！素敵なコメントありがとうございます！凄く嬉しいですし創作の励みになります！！亀ペースとはなりますが今年は出来る限り更新しようと思いますのでお時間ある時にまた読んで頂けると嬉しいです^^ (6月3日 19時) (レス) id: cd7c4ebae3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみ島(プロフ) - Y11さん» お返事遅くなりすみません！こちらも読んで頂いていたのですね！嬉しいです！！ありがとうございます！向こうのリクエストの件はもう少しお時間頂けたらと思います…本当お待たせしてすみません（т-т） (6月3日 19時) (レス) id: cd7c4ebae3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみ島(プロフ) - Kouさん» お返事遅くなりすみません！あっ、本当だ。全く意識してなかったんですが、確かにちいかわ笑よく気づかれましたね！すごい！！細かく読んで頂いてありがとうございます！ (6月3日 19時) (レス) @page24 id: cd7c4ebae3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきみ島
| 作成日時：2021年4月6日 19時
