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辰哉side
辰哉「深澤です〜。3つ子達迎えに来ました〜」
先生「あっ、深澤さん！すみません…またちょっと」
いつものように3つ子達のお迎えに行くと、下駄箱の出入口で担任の先生に申し訳なさそうな顔をされる。
あぁ…もしかしてまた3つ子達のケンカか…。
ケンカと言っても、うちの3つ子ちゃんのケンカは傍から見ればケンカと言えるケンカになった事がない。
よくいって言い合いくらい？
いや、言い合いにもならない気がする。
基本的に3人が3人ともお互いに大好きだから、お互いに対して本気で怒ったりすることは無い。
ってことはまたみっちー絡みか？
康二に対する好意が強すぎる子がいると、蓮とラウールはめちゃくちゃヤキモチ焼くからなぁ。
先生の後に続いて教室に入ると、明らかにしょぼんとしている蓮とラウールがいて、そんな2人と最大限距離をとった場所に康二とみっちーがいた。
こんな事初めてだ。康二が2人に背中を向けている。
ただ事じゃないな。
駿佑「あっ、こーじくん、お兄ちゃんお迎え来てるよ」
康二「えっ」
辰哉「おぉ、康二〜お迎えに来たぞ〜(にこっ)」
康二「、にっ、にぃに…、ぐすっ、にぃにぃぃぃぃ」
笑顔で手を降れば、康二が目にいっぱいの涙をためて抱きついてきた。
辰哉「お〜よしよし。康二どした？寂しかったのか？」
康二「、、ちゃう…、こーじ怒ってるの！もう蓮とラウールなんか嫌いやもんんんん〜うわぁぁぁ」
辰哉「えぇ？！ちょっ、康二そんな泣いたらしんどくなっちゃうよ」
蓮/ラウ『『ぅ、うわぁぁぁん』』
辰哉「え？お前らまで…」
康二を抱っこして、背中をとんとんとあやしていれば、康二の言葉を聞いた蓮とラウールも教室の隅っこで号泣し始める。
あぁ、これは1人じゃ手に負えない。
急遽涼太にヘルプと連絡すると、すぐに涼太が幼稚園までやってきた。
涼太「ちょっと兄さん何事」
辰哉「あ〜涼太ごめん。とりあえず蓮とラウ任せていい？」
涼太「分かった」
教室の中に入った瞬間、色々と悟ったのか、涼太は蓮とラウールの元に行って2人を抱きしめてなだめ始める。
辰哉「先生すみません。3人が落ち着くまでもうちょっとだけ居させてもらってもいいですか？」
先生「全然大丈夫ですよ」
辰哉「すみません。助かります」
ほかの園児の邪魔にならないように端っこに移動して泣き止むまで待つ。
少しすると、みっちーが俺の所にやってきた。
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みぃ(プロフ) - 素敵なお話しありがとーございます。読めてとてもしあわせ(*´∀｀*)です。 (6月30日 23時) (
レス) @page22 id: 9fdcdf31de (このIDを非表示/違反報告)
美音(プロフ) - ゆきみ島さん！おかえりなさいませー！また、3つ子ちゃん達に出会えて嬉しいです！ (6月24日 17時) (レス) @page20 id: 11db8967e0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみ島(プロフ) - 氷那さん» お返事遅くなりすみません！素敵なコメントありがとうございます！凄く嬉しいですし創作の励みになります！！亀ペースとはなりますが今年は出来る限り更新しようと思いますのでお時間ある時にまた読んで頂けると嬉しいです^^ (6月3日 19時) (レス) id: cd7c4ebae3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみ島(プロフ) - Y11さん» お返事遅くなりすみません！こちらも読んで頂いていたのですね！嬉しいです！！ありがとうございます！向こうのリクエストの件はもう少しお時間頂けたらと思います…本当お待たせしてすみません（т-т） (6月3日 19時) (レス) id: cd7c4ebae3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみ島(プロフ) - Kouさん» お返事遅くなりすみません！あっ、本当だ。全く意識してなかったんですが、確かにちいかわ笑よく気づかれましたね！すごい！！細かく読んで頂いてありがとうございます！ (6月3日 19時) (レス) @page24 id: cd7c4ebae3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきみ島
| 作成日時：2021年4月6日 19時
