【d!】〔悲報〕この乙女ゲーム、ヒロイン居ないんだが?

１話 ページ2

キラキラと輝く太陽を浴びる。これがオレの日課。

こーすると、疲れた体に染み渡って持ちいいんだよなぁ

雪「お目覚めになられましたか。お坊っちゃま」


『うん。めっっちゃよく寝た…………って』





誰!?




え?







あなた誰!?



え?




ここどこ!?




ちょっとまてよ……

オレは、A歳は16 元気な高校1年生☆

夢は、何処にでも居るような高校生になることっ✨


おし。これが言えたってことは、記憶は失ってないな。








雪「そろそろ学校へ行く時間ではありませんか?……何しろ今日は、転校初日ですから」




『そ、……ｿｳﾀﾞﾈ』


なにやってんだよ!オレ!

聞けよ!此処がどこか!










雪「いってらっしゃいませお坊っちゃま」



『あ、はい』



なにやってんだよ!!!!オレ!!!


あの後あのメイドに半ば無理やり準備させられて、何も言えずに家を出てしまった




『あ、てか待って……オレ、学校どこか分かんないなぁ……おしこれはサボれってことか!OK、サボりまーす』

そうと決まったら回れ右〜回れ右〜


















「うわ、完全に遅刻やなこれ。クソ先輩に怒られるなぁ」





しばらく歩いてると、独り言にしてはかなり大きい声を出しながら紫色のヘルメット?をかぶったイケメンが前から走ってきた。





あ、あの制服……オレと一緒やな。








うん。オレのアホ毛が今すぐ逃げろ!っていってるんだけど

……本能に従うべきか。助けてあげるべきか。




切実に逃げたい。切実に。



と、助けてあげろと言わんばかりに、オレの前に自転車(それも電動)が、サッと現れた。



こんなどこかもわかんないような世界に転生したんだから、もうそんなことじゃオレ驚かないから。




うーん、しゃあないなぁ。





『あの〜、学校、急いで、居るんなら……つ、使います?これ。』



緊張して挙動不審になったが、何とか言い切った




「え、いいんすか。その制服みる限り、あんたもあの学校の生徒でしょ。遅刻しますよ」




言えねぇ……サボる気満々だとは言えねぇ。



『い、いいんすよ。この自転車、あげますんで。はよ行ってくれ!てか、行けよ!』



……あ、やっちゃった。


『で、では!!!』






「ふーん、、おもろい人もおるもんやなぁ。ワイに『行けよ!!』……かぁ。




……クソ先輩に言わんとな。」





ショッピ ♡18

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