魔法の花【ツイステ】 (ページ9)

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ユウside

グリ「ふな''っ！？コイツ、入学式でオレ様に変な首輪をつけた奴なんだゾ！」

？「ぶふっ。」

リドル「人のユニーク魔法を変な首輪呼ばわりするのはやめてくれないかな。学園長は君たちを許したようだけど、次に規律違反を起こしたらこのボクが許さないよ。そしてヴィト、笑うな。」

？「ごめんて。ぶふっ。」

リド「おいっ！」

めっちゃ笑うなあ…ヴィト先輩って言うのかな…？

エース「……あの～、ところで寮長、この首輪って……外してもらえたりしませんかね？」

リド「反省しているようなら外してあげようかと思ったけど、先ほどの発言からしてキミに反省の色があるようには見えないな。暫くそれをつけて過ごすといい。
ああ、心配しなくとも、一年生の序盤は魔法の実践より基礎を学ぶ座学が中心だ。
魔法が使えなければ昨日のような騒ぎも起こさなくて、丁度いいだろう？」

リドル先輩に言い負かされ、エースは何も言い返せないみたいだ。

リド「さあ、昼食を食べたらダラダラ喋ってないで早く次の授業の支度を。
ハートの女王の法律・第271条 “昼食後は15分以内に席を立たなければならない” ルール違反は……おわかりだね？」

エー「はぁ、また変なルール……」

リド「返事は“はい、寮長”！」

「「はい、寮長！」」

リド「よろしい。」

？「はぁ～い、りょーちょー！」

リド「ヴィトっっ！！！」

トレ「まぁまぁ、オレがちゃんと見張っておきますから。」

リド「フン。キミは副寮長なんだからヘラヘラしてないでしっかりしているようにね。
ボクはハートの女王の法律・第339条 “食後の紅茶は必ず角砂糖を２つ入れたレモンティーだなければならない“ を守るために角砂糖を購買に買いに行かなきゃならないから、これで失礼。ヴィトはどうする？」

？「オレはここに残るわ。」

リド「わかった。それじゃあね。」

？「うん。」

そう言って歩いていくリドル先輩。
一方、残って先輩はリドル先輩の方を心配そうに見つめたあと僕達の方を見て、ニヤッと笑った。

＿＿＿＿＿ぽタッ

ん…？なんの音だ？
何かがこぼれ落ちるような音がした気が…気のせいか…