杖に魅いる２【ハリーポッター】 (ページ1)

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第1話ページ1

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ティンバーはどこから見てもコウモリのそれで、鍵鳥を慣れたように狩ってきた。

『よしよし』

ロン「おっどろきー」

ハリーはティンバーの取って来た鍵で扉を開けた。
次の部屋には石像が何体も立っていた。

ハリー「どこだろう、墓地かな？」

「チェスの盤の上だ。」ロンが得意そうに言った。
ハリーが向かいにドアがあることに気づいた。

ロン「チェスの試合をして向こう側に行くしかないだろう？よし。ハリー、君はビショップの位置について。」

ロンの目が活力に溢れていた。

その場を指揮し、ハーマイオニーをクィーン側に、Aをそのルークに配置した。
自身はナイトの位置。

ハー「この後、どうするの？」

ロン「まず先手は向こうの白の駒。次が、僕たちだ。」

ハー「ロン、まさか本物の魔法使いのチェスをここでやるんじゃないわよね？」

ロン「D-5に動け！
そうだよ、ハーマイオニー。このゲームはまるっきり魔法使いのチェスと同じだ。」

最初に出したポーン(兵隊)が相手に倒されてしまった時は少し不安に思ったが、ロンのチェスの腕はたしかだった。

ハーマイオニー、ハリー、Aは奇跡的にロンによって生かされていた。