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優太が眠っているICUは個室のようになっていた。
みんな椅子に座り込み、下を向いている。
海「岸くんさ、
どうなるのかな。」
「治る可能性は大幅に下がったってさ、、
どういうことだよッ...」
玄「ちゃんと治るよね、?
また同じステージ立てるよね、、?」
勇「立てるよ。
岸くんと絶対同じステージに立つ。
絶対に、、!」
繰り返された「絶対」にはいろんな思いが込められていたのが伝わってきた。
綺麗な顔して眠っている優太は
あのとき病室で1人泣いてたときより小さく、
消えてしまいそうに見えた。
だから、怖くて、不安で、
恐る恐る手を伸ばし、優太の柔らかい髪を優しく撫でた。
優太も手術、頑張ったんよな、
何日後に目、覚めるんかな。
優太...
.
看「皆さん、面会終了時間ですよ。」
そう声をかけてきたのは看護師さん。
時計を見ると面会終了時間を10分くらい過ぎてた。
勇「すみません、すぐ帰ります。」
みんな帰る支度を始めた。
玄「じゃあ、岸くん。ばいばい。」
海「またね、!」
紫「明日も来るからね。」
勇「焦らなくて大丈夫だからね、」
「優太、しっかり休んでな。」
一人ひとり優太に言葉をかけて、ICUを出た。
明日は来れると言っても、明後日からは仕事が始まる。
何日後に目が覚めるかわからんけど
優太が目を覚ますときは、一緒にいたい。
目が覚めて1人とか、
嫌やろ、?
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ゆうか(プロフ) - オレンジさん» コメントありがとうございます(^^) 推しは当たり前の存在ではなくていついなくなるかもわからないですもんね、、コメントすごい嬉しかったです(;;)更新頑張ります! (2019年10月21日 21時) (レス) id: d1f9b6b7de (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ(プロフ) - いつも楽しく拝読させていただいています。この小説を読んでいくうちに、推しはいて当たり前の存在ではない、出会えた奇跡や生まれてきてくれたことへの有り難さを再確認しています。。。これからも優太くんを好きでいようと思えました、更新頑張ってください! (2019年10月21日 0時) (レス) id: 012e34ef65 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうか(プロフ) - なす。さん» コメントありがとうございます(^^)頑張ってくださいと言われると頑張れるので一生懸命更新しますね笑 (2019年10月14日 0時) (レス) id: d1f9b6b7de (このIDを非表示/違反報告)
なす。(プロフ) - 面白いです!更新頑張って下さいヽ(。・ω・。)ノ (2019年10月13日 19時) (レス) id: 7de1f4b97c (このIDを非表示/違反報告)
ゆうか(プロフ) - あいあいさん» コメントありがとうございます(^^)これからも頑張るので読んでくれると嬉しいです! (2019年10月12日 23時) (レス) id: d1f9b6b7de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆうか | 作成日時:2019年10月8日 19時