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少しずついじめとかが増えてきて…
と言うのはどうでも良くて。
この高校にも中間テストというものが一学期に一度だけある。
夏休み前と冬休み前。
後のテストは夏休みや冬休みに出された課題テスト、春休み後の復習テストだけ。
合計5回のテスト。
テストに向けて皆勉強をしている様子。
テストによって来年のクラスも変わる可能性もありうるからかもしれない。
かという私もその中の一人である。
因みにテストは自分の受けたいテストを五教科選べば良いだけである。
なので自分の得意な教科を受ければ点数は良くなる…かもしれない。
二年生、三年生は九教科である。
まだ二回目だけど満点取った方が良いかなぁ…。
六時間目、本当は教室で自習しようかと思っていたのだが、運悪くきりやん先輩に捕まり、強制的に生徒会室へ連行された。
生徒会室へ入れば、居たのがぐちつぼ先輩、ぶるーく先輩、スマイル先輩と、連れて来たきりやん先輩の四人だった。
自習に全く手が出ず、ノートに落書きをしながらも頭は上の空。
「こらー、Aちゃぁん。やるよ」
「すみません…暑くないですか？」
「まぁ夏だしね〜」
あちー。と言いながら制服に空気を入れようとパタパタさせるきりやん先輩。
「長袖なのが悪いんじゃん？」
「…。…エアコン付けませんか」
「付ける？ぐちつぼさん、付けていい？」
「良いっすよ。つけやしょ」
どこに置いていたのか、エアコンのリモコンで操作して冷房を付ける。
きんときの席は相変わらず風が当たりやすい。
「勉強やだーーー！！！」
「やだじゃない！やれ！」
「うぅ…」
嘆くぶるーく先輩とそれを止めるスマイル先輩。
学校のルールでテスト三週間前からは授業を休む場合テストに向けて自習をしなければならない。
「なんならぐちつぼさんも遊んでますよね」
「そそそ、そんな事ないっすけど？」
「動揺してません？」
明らかに動揺をしているぐちつぼ先輩にきりやん先輩はため息混じりに呆れながら笑っているようなよく分からない表情に変化する。
「…何これ…」
「どした〜？」
ぼそっと呟けば忙しそうにこちらへふらふらと来るきりやん先輩。
大丈夫かなこの人。
「…翻訳」
「あぁ、無理だわ。ぶるーく」
「は〜い」
とててて。と効果音が着きそうな足取りでこちらに向かってくる。
「はい。なになに？」
「この英文の翻訳の仕方を…」
「おけおけ。これね」
ぶるーく先輩の説明は先生よりも分かりやすかった。
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ゆいな(プロフ) - ナナ(咲海)さん» あのパンダさんみたいにやらk……んん、コメントありがとうございます！読者様も御身体に気をつけてください。 (2022年12月2日 22時) (
レス) id: a2749f031c (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(咲海)(プロフ) - すみません、初めてのコメントこれはやらかしですよね()いつも面白くて見てます!!体に気をつけて更新頑張ってください!! (2022年12月2日 7時) (レス) @page34 id: 3f154df861 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(咲海)(プロフ) - ア…本………ｶｲﾀｲ……(うつった) (2022年12月2日 7時) (レス) @page34 id: 3f154df861 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいな(プロフ) - 紅さん» 初コメありがとうございます！もっと面白いって思ってくれるように邁進いたします！多分 (2022年11月22日 18時) (レス) id: a2749f031c (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2022年11月21日 19時) (レス) @page13 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆいな | 作成日時：2022年11月18日 17時
