赤い宝石Ⅱ〈×ym〉 (ページ10)

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俺はベッドの上に寝転がって、マサはベッドの端に座って、俺の頭を大きな手で撫でている。

「寝ないの？」

「片付けなきゃでしょ」

「明日でいいのに」

「俺が嫌だ」

「ありがと」

「おやすみ」

「ん、おやすみ」

この会話をしてる間も飽きもせず俺の頭を撫でている。

これじゃあまるで親子だ。

「マサ」

寝室の扉を開けて出ていこうとするマサを呼び止める。

「俺たちの関係ってなに？」

「親友だろ」

即答で返ってくる答えは俺が求めているのと違った。

「…それであり夫婦？」

顔に出ていたのか少しおどけた表情で付け足す。

「結婚した覚えは無い」

「えーひどいな」

ハハハと笑うマサを無視して背中を向ける。

「おやすみ」

「…俺らの関係に名前はつかないよ」

そう言ってから小さくおやすみと言い寝室を出て行った。

「俺は名前が欲しい」

今頃テキパキと片付けをしているマサには聞こえないであろう声量で呟く。

ms side

寝室を出てからも片付けに行かず扉の前で涼介から言われたことを考えていたら聞こえてきた。

涼介の本音。

「俺だって欲しいよ」

小さくほんとに小さく涼介には聞こえないように呟く。

だって仕方ないじゃん。

この世界に飛び込んでしまったんだから。

普通の人みたいにはできない。

だからその分“親友“として、愛し合う。

涼介が傷つかないように。

end

お久しぶりです。
マサやまが一個も存在してないので書きました。好きな人いるのかな…(笑)
相変わらず下手です、すみません。
途中から何を書きたいのか分からなくなってとりあえず終わらせようとしたらこうなっちゃいました(笑)

最後とか意味わかんないんですけど、マサさんが名前をつけたくないのは理由がちゃんとあるんです！その理由も山田さんはちゃんと理解してます！だけど名前をつけて関係を確定したい山田さんと、同性でしかもアイドルと関係を持ってしまうことで、いつかバレてしまった時の世間の山田さんへの対応が不安で付けたいけど付けれないマサさんのお話です(分かりにくい)

私の力量が足りなくて中途半端に終わってしまってほんとにすみません。

いつかリベンジしたい……！

リクエスト作品執筆中です！！！
もう暫くお待ちください！！🙇‍♀️🙇‍♀️