赤い宝石Ⅱ〈×ym〉 (ページ12)

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「ねえ、今ここまで入ってるんだよ」

「やまだ、聞いてる？どう？」

「こんなのしらなぁッ、！ぃ、！」

「演技してる？」

「し、てないっ、！ゆ、やまっ、て、なんかくるッ……！」

「出しちゃいな」

きいてないきいてないきいてない。

なにこれなにこれ。

こんなに気持ちいなんて知らない。

頭がまっしろになる。何も考えれない。

「んあッ！！！イっｯ！ひっ、ｯ」

これまでにない快感が俺を襲う。

身体中が痙攣している。止まらない。

「ぁ、っ、んッ！」

「ちゃんとイけたじゃん」

「やまだー、俺まだだからもうちょっと頑張ろうね」

「まっ、て、おれも、むりィｯ！あッ、とまってッ！！む、り！ぅあｯ、んっ、ぅっ！」

「こら唇噛まない声我慢しない」

そんなこと言ったって俺の声気持ち悪いんだもん。

女みたいにアンアン喘いでさ。

「かわいい」

耳元で囁かれて何も考えれなくなる。

「あ、締まった。かわいいね」

「ゆぅや、すきッ、すき、んっ、あぅ、！あッ」

「俺も好きだよ」

あぁ、しあわせだ。

「おはよ」

「っ、おはよう」

目が覚めれば昨晩散々愛し合った人と目が合う。

「きもちかった？」

ちいさく頷くと俺の頭を優しく撫でてくれる。

「またしてもいい？」

「……うん」

俺を見つめながら俺の大好きな声で言われちゃったらうんって言うしかないじゃん。

「てかあんなに良いなんてきいてない」

「俺も山田があんなに可愛くなっちゃうなんて聞いてない」

「ばっ、っかじゃねぇの！？」

「まぁまぁ、山田が感じれない体じゃないことが分かったんだし、幸せだったしいいじゃん。山田は違った？」

「……ちがくない」

「良かった。じゃあちょっと水とってくるから待ってて」

「ん、ありがと」

ベッドから立ち上がった雄也にまた頭を撫でながら愛しいを全面に出した目で見つめられる。

うわー、最高に好きだ。かっこいい。

「ふっ、そんな顔してもやらないよ」

「なっ、！？してない！やらなくて結構！」

「はいはい」

ニヤニヤと笑いながら寝室を出ていく雄也をちいさく睨む。

お腹の中がきゅんきゅんしていることには知らんぷりしながら。

end

tkymリクエストありがとうございました！
遅くなってしまい申し訳ございません。
ご期待に添えてたらいいですが、、、
今回のお話も着地点を見失ってしまい無理やり終わらせた感が否めませんが頑張ったので評価お気に入りお願いします😿